おはようございます。藤岡店生息のやまぐちです。
ここ数日は微かに春の気配を感じます。気温も少しづつ上がり、何よりワタシの目の花粉センサーが反応を始めています。カユイ。
土日の通勤中には、これからツーリングであろうライダー達が風を切って走っております。皆様お気をつけていってらっしゃいまし。
バイクといえばツーリング文化が当たり前の昨今、日本最強のツーリングマシンって何だと思いますでしょうか。
どんな道でもどんとこい、アドベンチャーバイク?走る楽しさならピカイチ、ロードスポーツモデル?いろいろありますが今回はコイツでおでかけしちゃいましょう。
ホンダ CB1300スーパーボルドール走行距離:18,574km
車両価格:¥1,090,000(税込)
1,300ccの大排気量エンジン、迫力を増すカウルデザイン。いつの時代もリッターオーバーネイキッドの代表格として存在し続けるホンダの名車です。
ヨシムラフルエキゾーストシステム付です。焼き色がついたエキパイはどうしてこうも魅力的に見えるんでしょうね。
ちなみに、スーパーボルドールは長い歴史を辿っていくと元はワークスマシンのDNAを持っているのはご存じでしょうか。
当時は無敵艦隊とまで呼ばれた「RCB」のDNAを受け継ぎ、CB1300となってからはCB1300SFにカウルを取り付けて専用チューニングを施した「CB1300SF TypeR」を作り上げ、鈴鹿8時間耐久レースに参戦。バケモノスペック揃いのロードスポーツたちに混じってネイキッドが走る光景がありました。しかも割と好成績。TypeRって聞くと、ホンダのクルマたちを思い浮かべますが、バイクにもいたんですね。その雄姿に惚れたライダーたちが声を上げた結果、TypeRモデルのレプリカが限定100台で販売され瞬く間に完売したことからTypeRを想起させるスーパーボルドールが誕生したそうです。
いまでは立派なツーリングマシンとして名を馳せているモデルですが、その奥深くにはホンダのレーシングスピリットが残っているというドラマを感じさせる一台。
このCB1300SB、お客様から直接買取させていただいたのですが、なんとも可愛らしいオプションがついていました。
あなたは・・・!我らがグンマー帝国の首領!ぐんまちゃん様ではありませんか!こういう何気ないところに紛れ、我々グンマー帝国民を見守ってくださっているのですね。なんと慈悲深い、お優しい方でしょう。グンマチャンバンザイ、ココロニググットグンマケン!
このCB1300SBにはぐんまちゃんの力が宿り、偉大なる加護を受けられることでしょう。グンマー帝国民の皆様、これは見逃せない車両ですよ・・・。
~バイク館藤岡店やまぐちの何の役にも立たない豆知識~
バイクにおけるレースはメーカーにとって車両販売より重要である。
バイクのメーカー、何社言えますでしょうか。国内四メーカーは当たり前ですよね、ホンダヤマハカワサキスズキ!では海外メーカーは何社言えますでしょうか、ドゥカティ、ハーレー、トライアンフ、KTM、BMW・・・とかとか。これらのメーカーはレースで勝ってきたから今も生き残っているメーカーなのです。ではなぜレースが重要なのかとなれば単純に「ウチのバイクが一番よくできてるよ」のアピールをするのにピッタリだからです。レースとは勝敗が付きますよね。では何をもって勝ちなのかといえばもちろん速く走ること。結果として「速く走るには」→「他社よりいい技術を導入」→「レースで勝つ」→「いい技術を市販車にも導入」→「いいバイクだと認識されて売れる」を繰り返しているんですね。
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