おはようございます。セパレートハンドルに慣れすぎてバーハンドルを乗りこなせないバイク館藤岡店のやまぐちです。
最近は奇抜な見た目のバイクを見るのが好きで、某バイク販売サイトとにらめっこしています。というのも、「国産車で奇抜なデザインってあまり多くないよね」という知人との会話が発端です。確かに国産車は落ち着いているというか、まあ我々が見慣れているだけなのかもしれませんけれども。
海外メーカーのバイクやクルマが独特なワケ、知ってますでしょうか。バイクが広く普及しているヨーロッパ地域が特にそうなのですが、あちらは景観保護の規制が強いのが理由となっています。イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、スペインなどなど、いずれの国も昔からある建物や街並みが修繕を繰り返しながら現代までその姿を保っているのです。日本でいうと京都のような状態ですね。ワタシだったら変わらない景観に飽きます。つまり、ヨーロッパの人々は視覚的な刺激を自然と求めてしまうんですよね。それが自動車に現れているワケです。ファッションブランドが多いのもその影響かと。
そんなわけで、国産車にはない魅力が海外メーカーにはあるんですよ。国産車ももっと独特なデザインがあればなあと思ってるんですが、
前回紹介させていただいたバイクがそうでしたね。なんだ、国産にもあるじゃん。
それでは今回も国産の中でも個性が溢れる我らがスズキのバイクをご紹介します。
SUZUKI GSX-R1000車両モデル年:2017年
走行距離:1,960km
車両価格:¥1,529,000(税込)
数々の戦績を納め、絶対王者と言われたキングオブスポーツ、GSX-R1000の最終モデルです。低走行でワンオーナー、しかも販売から買取までバイク館で行っているので整備履歴もわかる安心感!
代々受け継がれてきた特徴的なフロントマスクが素敵です。コアラ顔と勝手に呼んでいますがよく見るとかわいさもありますよ。
リッタースポーツの中では比較的優しいシート高、低回転域での厚い出力特性でリッターデビューも受け入れてくれる懐の深いバイクです。それでも202馬力という数字を見れば、サーキットでの戦闘力が低いなんてことは一切なく、速いのに扱いづらくない。街乗りもサーキットもツーリングもどんとこいなズルいヤツ。
実はこのR1000、世界最高峰のバイクレース「motoGP」でスズキが参戦していたGSX-RRというマシンと多くの箇所が共通となっているんです。エンジンのカムがフィンガーフォロワー式となっているのですがこちらもGPマシンと同じです。レプリカの域を超えたレプリカです。普通、ワークスマシンの技術というのは門外不出でたとえ母体の企業が同じであろうと共有することなんて許されることではありません。ホンダなんかはまさにそうですね、本田技研とHRCは同じホンダでも密接な関係というわけではありません。なぜこんなことが可能なのかというと、GSX-R1000の開発に当たった主要メンバーはスズキのワークスマシンの開発メンバーなのです。
今回はリッタースポーツの中でもオールラウンドに舞えるすごいヤツ、GSX-R1000のご紹介でした。
バイク館藤岡店にて展示中です。エンジン始動も可能です!
お電話やメールにてご来店予約を頂ければ商談予約割引も適用できますのでぜひご活用ください。
それではおやすみなさい。
~バイク館藤岡店やまぐちの何の役にも立たない豆知識~
スズキが生産した初めてのバイクは「パワーフリー」というマシン。
自転車に36cc2ストロークエンジンを搭載した今でいう電動アシスト自転車のような存在。ダブルスプロケットホイールや2段変速機構を備え、当時頭一つ抜けたスペックと自動車メーカートヨタの助力を受けながらも大ヒットを記録。当時のスズキは機織機メーカーとして優れた技術をもっていました。バイクを造るきっかけとなったのはオートバイ産業が企業にとって大きな利益をもたらしていたことと、当時社長だった鈴木俊三氏が趣味であった釣りに行く際に「もっと楽に、快適に行ければ」と思った事から。
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バイク館 藤岡店
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