こんにちは(^^)/
バイク館甲府店の塚田です。
今回は先日サーキット走行をしてきた内容とオートバイ豆知識&新入庫車両の紹介をつれづれなるままにそこはかとなく書き付くってみたいと思います。
私が所有しているオートバイはDUCATI999(2004年モデル)のいわゆる“無印”というベーシックグレードで、上級グレードにはオーリンズ標準装備の“999S”やレーサーのホモロゲモデルの“999R”というのも存在します。
ただノーマルなのはもはやフレームのみという状況ですので、純粋な無印ではないんですけど。
すでに20年前の車両で、とうぜんABSなし、トラコンなし、パワーモードなし、オートシフタなし、スリッパ―クラッチはありです!
コース専用ということで、灯火類なし、サーモスタッドなし、電動ファンなし、触媒無し、ECUはそれ専用という仕様です。
カスタムの内容などはまたの機会にご紹介させていただきます。
9月某日、場所は山梨県韮崎市に位置するスポーツランド山梨。
この日は平日ということもあり、走行するライダーは少なかったです。
ツーリングするだけならまだしも、スポーツ走行となると体力を使います!
正直20分の走行枠を30℃近い気温の中走り切るのはきついです。
ただ、思いっきり“バイクに乗ってる感”を味わえるのはサーキットが唯一だと思っています!
タイム計測は、サーキット側が準備しているトランスポンダー(タイム計測発信機)を借りることもできますが、私はez-LAPという機械を使用しています。
これは、オートバイやサーキットに限らず4輪のダートトラック競技などでも利用されている機械で、赤外線の発信機と受信機からなり、受信から次の受信までの時間を計測することでラップを表示してくれます。最新式はもっと小さくかっこよくなってると思います。
サーキットによくある磁気が路面に埋めてあり、その磁気を拾って計測できないサーキットなどでとても便利です。
区間タイムは分からないので、データロガー的な使い方はできません。
1/100秒単位まで計測できます。
気になった方は「ez-LAP」で検索してみてください。
ただ、最近ではデータロガーを使用している方が多いですね、区間タイムやその時の速度やバンク角などいろいろな情報を拾って後で見返すことができるので、自分の苦手ポイントなどを把握しやすく上達の助けになってくれると思います。
さて話はガラッと変わりますが、こちらのフロントブレーキのリザーバタンクに巻いているリストバンドですが、しっかり意味があるのをご存知でしょうか?(正確にはリストバンドではないのですが、正式名称が分からないので便宜上リストバンドとしておきます)
ブレーキリザーバタンクの蓋には小さな穴が開いています。
これには理由があってブレーキ液が少なくなった時(ブレーキパッドが減ったとき)にその分カップの中のブレーキフルードがマスターシリンダー側に流れます、その流れたぶん空気が入らないと液が下らないわけですが、その空気を入れる役割を小さな穴がしています。
厳密には液の上にはゴム蓋のようなダイヤフラムと呼ばれるパーツがあり、ダイヤフラムの上に空気が入り込みます。
カップの構成は写真の通りです。
カップ本体・ダイヤフラム(ゴム)・内蓋(こちらにも中心に小さな空気穴あり)・外蓋。
外蓋の淵に切り欠き(ボールペンの先の部分)がありここから空気が入ります。
で、先ほどのリストバンドのような布はなんの意味があるかというと、この空気穴から微量にブレーキフルードが飛び散る場合があります。
ツーリングなどの通常の走行では飛び散らないので安心してください。
サーキットの走行などハードな走行を繰り返すと飛び散る場合があります。特に写真の旧型ブレンボ製品は飛び散ります!(笑)
その飛びちりを防ぐためにリストバンドを巻くことが多いです。
ダイヤフラムのゴムがパッキンの役割をしているのでフルードが出てこないでしょ?と思いますが少しづつですがにじんでくるんでしょうね~。
ブレーキフルードは塗装面に悪影響があったり、メーターに付着すると最悪クラックが入り割れてしまいます。
なので、サーキットを前提にしているオートバイ(特にちょい古車両)にはたいがいこのリストバンドが巻いてあることが多いです。
ということで、車両豆知識でした。
このような豆知識を知ることもオートバイを楽しむためのエッセンスたと思ったり思わなかったり、、、
さて、ここからは新入荷車両のご紹介です。
今回はスズキ「SV650X」です!
V型2気筒のレイアウトで、車体が非常にスリムです!
V型エンジンの特徴でもある不等間隔爆発により鼓動感があり強いトラクションを感じながら走れるとっても楽しいオートバイです!
大型バイクネイキッドでは少ないV型2気筒レイアウトを楽しめる車体とセパハン&ビキニカウルというCAFEスタイルもかっこいい要素です。
そんなSV650Xの中古車両が甲府店に入庫です。
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