こんにちは、バイク館甲府店の塚田です!
節分が過ぎ、徐々に春らしくなってくるこの時期いかがお過ごしでしょうか。
バイクを新規に購入予定の方、また乗り換えを検討中の方、または今乗っているバイクで今年も走り回ろうと思っている方、皆様いろいろお考えのことと思います。
さて、購入予定の皆様に当店の在庫車のご紹介です。
ヤマハMT-09、2022年モデル、ライトカスタム車です。
この独特のスタイリングはヤマハデザインっぽい近未来的で私は好きです!
メーターバイザー&リアフェンダーレス仕様のライトカスタム車です。
バイザーは大きすぎず、フェンダーレスも短すぎない、センスの良いバランスの取れたカスタムです。
特徴的なのはマフラー形状です。筒状のサイレンサーを持たない、いわゆるお弁当箱状の消音器から直接排気されています。
そんな思い切ったデザインが良いですね~。
言わずと知れた3気筒クロスプレーンエンジンは爆発的な加速を生み出します。
やや玄人好みの面白いオートバイです。
甲府店にて現車確認できますので、興味がわいてきたという方はぜひご来店お待ちしております。
そして、ここからはメンテナンスに関するお話。
みなさん、愛車の足元、特にフロントフォークに気を配っておりますでしょうか?
フロントフォークは車種により正立式と倒立式があります。
写真は倒立式フロントフォークですが、タイヤに近いこの部分は走行による砂やほこり、泥、雨などとても汚れる部分です。
かつ、常にタイヤが路面に追従するように上下動を繰り返しています。
フロントフォークの中にはオイルが入っていて、ばねの反発力を調整しています。
フロントフォークの摺動部にはゴムのダストシールとその奥にオイルシールが組み込まれていて、上下動するパイプ(インナーチューブ)のごみやほこり、水分などがオイル部に入らないような構造になっています。
そこで、チェックポイントですが、まずこのゴムパーツが劣化していないかどうかたま~に確認してください。
ゴムなので経年劣化でひび割れなどが起きます。
また、上下動するパイプ(インナーチューブ)にさびなどがないかどうかも同時にチェックしてください。
ここは上下動する部分であり、ゴムによってオイルを封じ込めていますので、さびがあるとオイルシールを傷つけてオイル漏れの原因となってしまいます。
普段のメンテナンスとしては、走行後にウエス(あまり汚れてない雑巾など)でパイプ部(インナーチューブ)を拭いてあげましょう。
特に雨天走行後は水分などが付着しているとさびの原因にもなります。
↑こちらのフロントフォークはゴム部のダストシールは劣化が少ないものの、その奥の見えない部分にあるオイルシールが劣化してオイルがインナーチューブに付着しているフロントフォークです。
こうなってしまうとフロントフォークのオーバーホールが必要です。
これをこのまま放置してしまうとオイル漏れがひどくなり、オイルがひたたるほど漏れることもあります。
フロントフォークにはブレーキキャリパがついていますので、万が一ブレーキにオイルがついてしまうととても危険です。
↑こちらの画像は少しわかりにくいですがさびが出始めています。
さびを防止する意味でインナーチューブを拭くときに少量シリコングリスなどのゴムへの攻撃性の少ないオイルを使用するのも良いかと思います。(ただ、つけすぎると逆にごみやほこりを呼ぶので注意!)
さて、この記事を読んでご自身のフロントフォークが気になってきた方も多いかと思います。
愛車を長く乗るために少しだけメンテナンスしてあげると長く付き合える相棒となってくれるでしょう。
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