日本ではまだ馴染みの少ないバイクメーカーHero(ヒーロー)。実はインドでシェアナンバーワンを誇り、あのダカールラリーでも活躍しているんです。
バイク館では40年以上もの間、アジアからの輸入バイクの販売に力を入れてきました。特にホンダ、ヤマハ、スズキなど日本国内メーカーが海外で生産・販売しているものの、国内ラインナップにはない車種を主に扱っています。
中国やタイ、ベトナムなど様々な国から輸入していますが、今はとにかくインドが熱いんです。インドは現在、中国と世界一のオートバイ生産国の座を争っており、年間の生産台数は1500万台を超えています。日本の年間生産台数が64万台(2021年)と考えると、その市場規模が桁違いであることがよくわかると思います。
そんなインドで大人気のオートバイメーカーが、Heroです。正式名称は「Hero MotoCorp(ヒーロー・モトコープ)」。インドの首都ニューデリーに本社を置くオートバイメーカーで、1984年にインド最大規模の自転車メーカーHero CycleとHondaが合弁会社Hero Hondaを設立したところからオートバイの生産をスタート。ところがインドでの販売を強化したいHondaと海外への輸出に力を入れたいHeroで経営方針に相違が生まれ、2010年にHondaとの合弁を解消。現在では単独のメーカーとしてインド・ホンダを抑えてシェアナンバーワンを誇っています。インド・ホンダと言えば昨年日本でも大ヒットモデルとなったHonda GB350のベースとなったハイネスCB350を生産していることでも有名ですね。
そして現在、Heroのオートバイは世界中の40ヶ国以上で購入することができます。残念ながら現在日本には正規輸入代理店は存在しませんが、バイク館では独自のルートで輸入しており、店頭にてお買い求めいただくことができます。
実はHeroはダカールラリーにファクトリー参戦しています。「Hero MotoSports Team Rally」というチーム名で2016年のモロッコラリーから活動を開始し、2017年にはダカールラリーにも初参戦して10位を記録しています。その後も参戦を続け、2022年にはホアキム・ロドリゲス選手がダカールラリー参戦6年目にして初のステージ優勝を飾り、総合14位。
さらに2023年にはロス・ブランチ選手を抜擢。優勝争いを繰り広げるHondaやKTMグループに継いでセカンドグループの座を揺るぎないものとしています。
Heroはこのラリー活動を通して、グローバル企業としてのブランド力をアピールしています。現在のインドはまるで昭和の日本を彷彿とさせる高度経済成長期を迎えています。Heroはその中で最前線に立ち続けており、今後はさらに世界へとその活動の場を広げていくことでしょう。
カラー:マットネクサスブルー、ポールスターブルー、スポーツレッド
排気量:200cc、タンク容量:13L、全長/全幅/全高:2,222mm/850mm/1,258mm、シート高:825mm、タイヤサイズ:F90/90-21 R120/80-18、最高出力:14kW(19.1PS)/8500rpm、重量:158kg
支払総額(税込):
44.4
万円バイク館が取り扱っているHeroのモデルは全部で6種類ありますが、その中でも人気なのが、X-PULSE200 4Vです。
現在、日本国内では250cc以下のアドベンチャーモデルはとても少数となっており、数えるほどしか存在しません。X-PULSE200 4Vはフロント21インチ、リア18インチの本格的なオフロード性能を備えています。さらに大きなシールドや13Lの大容量タンクを備えており、長距離ツーリングの快適性も併せ持っています。
排気量こそ劣りますが、あえてライバルモデルを挙げるとすれば、HondaのCRF250Rallyでしょうか。しかし、価格はなんとおよそ半額。HeroではHondaとの合弁会社時代の技術力やノウハウを引き継いでおり、バイク館では十分なパーツストックも確保しています。さらに購入時には2年保証もついているので安心してご購入いただけます。
バイク館では他にも2バルブのX-PULSE200 2Vや125ccネイキッドモデルのGlamour、スクーターモデルも取り扱っています。気になった方はぜひお近くのバイク館で実車をご確認ください。
支払総額(税込):
38.4
万円支払総額(税込):
29.7
万円