ホンダ・レブルシリーズのリッターマシンであるレブル1100は、レブル250とレブル500と並び高い人気を誇るクルーザーですが、中には「レブル1100を購入して後悔した」という声もあります。 この記事ではレブル1100の魅力を紹介した後、レブル1100の購入を後悔しないために見ておきたいポイントや、レブル1100と似た特徴を持つバイクを紹介し、購入先の店舗としてバイク館をおすすめする理由を解説します。レブル1100の購入を考えている人は必読です。
レブル1100とはどのようなバイクなのでしょうか? その特徴を解説します。
レブル1100は、2021年にホンダが販売を開始したリッタークラスのクルーザーバイクです。レブルシリーズは1985年に登場し、当時発売された233ccモデルが人気を集めましたが、時代の流れと共に一度姿を消しています。その後、2017年にレブル250、レブル500として復活し、2021年にはレブル1100が登場しました。
そんなレブル1100の特徴と魅力を大きく5つ紹介します。
レブル1100の魅力のひとつは、その美しいスタイリングです。車体のフレームとスイングアームを構成するシンプルながら重厚感のある太い丸パイプや、シックな印象を持たせるブラックを中心としたカラーリングが特徴的といえます。また、ヘッドパイプから伸びるラインやシート周りのくびれ、質感にこだわったパーツは、車体をグラマラスに飾っています。
エレガントさの中に機能美を追求しており、スポーティでスマートなポジションもポイントです。
レブル1100のエンジンは1,082ccの水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒です。ホンダのアドベンチャーバイク・CRF1100Lアフリカツインと同系統のエンジンをベースとしており、低中速域のトルクを重視した設定になっています。パルス感のあるフィーリングを追求することでトラクション性能を高めており、低回転での鼓動感も高回転での力強さもしっかり味わえるエンジンといえます。
「STANDARD」「SPORT」「RAIN」「USER」の4種類の走行モードがあり、シーンに合わせた走行ができる他、USERモードでは自分好みのセッティングが可能です。
レブル1100は骨格形状としての美しさと剛性を両立したダイヤモンドフレームを採用しています。メインフレームはφ35ミリメートル、スイングアームはφ50.8ミリメートルで排気量の大きいエンジンを支えるのに十分な太さです。
サスペンションはクルーザーの枠を越えるスポーティな走りに対応するために路面追従性を重視した作りで、酸化チタンコーティングを施したフロントフォークは車両に重厚感を与えるデザインです。プリロードアジャスターによりライダーに合わせたセッティングもできます。
デザイン性が人気の理由のひとつであるレブル1100は、細部までこだわり抜いたパーツを使用しています。例えばヘッドライトはLEDを4個配置した丸目状で、ウインカーライトは薄型の楕円状になっており、それぞれシンプルながら個性的な存在感を放っています。
また、ガソリンタンクはフランジレス製法により溶接跡を見せず、ローコントラストのツートーンカラーにより滑らかな丸みと洗練された印象を受けるでしょう。さらに、ETC2.0やグリップヒーターを標準装備していることもポイントです。
レブル1100はスタンダードの他、2023年に国内で販売開始したばかりのツアラータイプのレブル1100 Tの2種類があります。レブル1100 Tは大型のフロントカウルや標準装備された左右のサドルバッグなど、長距離走行に特化した作りが特徴です。
また、6速MT車の他に、AT限定大型自動二輪免許でも運転できるオートマチック変速仕様のレブル1100 Dual Clutch Transmissionとレブル1100 T Dual Clutch Transmissionがラインアップに存在していることも大きなポイントといえるでしょう。
さまざまなバリエーションがあるレブル1100の選び方や購入時の注意点を紹介します。
バイクの購入は大きな買い物です。リッターバイクではなおさらでしょう。レブル1100は発売以降、常に高い人気を誇るバイクですが、中には購入を後悔する人もいるようです。
ここではレブル1100の購入を悔やむ人の後悔の理由と、そうならないために気をつけたいポイントを2つ紹介します。レブル1100の購入を悩んでいる人は必見です。
先述の通り、レブル1100を購入する際は、DCT仕様とMT仕様を選択できます。DCT仕様はギア比がMT仕様より高めのため高速走行時に余裕が生まれる他、自動で低回転をキープし燃費を抑えるシステムも導入しています。余裕を持ってクルージングを楽しみたい人はDCT仕様、バイクを走らせる楽しみを追求したい人はMT仕様が適しているでしょう。
スタンダードのレブル1100のMT仕様とDTC仕様では10万円ほどの差がありますが、それぞれ特徴に違いがあるため、購入時には値段よりも自分の好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
レブル1100はその性能やデザインによって人気が高く、新車は2021年の発売以降、常に納車待ちの状態が続いています。さらに製品や部品の入荷が遅れていることも、納期の長期化につながっています。
予約状況や納期は販売店やその地域によって大きく異なりますが、短いと3か月程度で納車、中には12か月待ちの状況も発生しています。
購入の際は販売店に納期を確認し、早めに予約するとよいでしょう。
レブル1100を購入する際によく比較されるモデルや、レブル1100の兄弟モデルを紹介します。
リッタークラスのクルーザーとして人気を集めるレブル1100ですが、昨今のクルーザー人気と相まって、メーカーや排気量を問わずにライバル車も多く存在します。また、ホンダはレブル1100の兄弟モデルも販売しています。
ここではレブル1100の兄弟車やライバル車を3モデル紹介します。クルーザータイプのバイクが気になっている人は、こちらもチェックしましょう。
レブル250はホンダ・CBR250RやCB250Rと同系統の水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒249ccエンジンを搭載した、レブルシリーズ唯一の普通自動二輪免許で乗れるバイクです。
「タフ&COOL」をデザインコンセプトとするレブル250は、気持ちの良い加速感と俊敏なハンドリング性能など、スポーティな要素を持つクルーザーとして発売当初から人気を集めています。
レブル500は471ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ2気筒エンジンを搭載したバイクで、スタイリングやボディサイズはレブル250と同じものを採用しています。
CBR500Rのエンジンをベースに、パワーを抑えつつもトルクフルに仕上げており、余裕のある低中速域や自然な加速感が特徴です。車格が250ccと同じなためコンパクトながら、最大トルクはレブル250の2倍で、安定感のあるゆったりとした走りを楽しめます。
バルカンSはカワサキのクルーザーで、カワサキ・ER650のエンジンに低中速トルク重視のチューニングをした、649ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載しています。カワサキが「ファンライディングアーバンライナー」と呼称する新タイプのクルーザーで、どっしりとしたロー&ロングデザインとスポーティなパワートレイン、そしてクルーザーながら軽快なハンドリングが特徴です。
品薄状態が続くレブル1100ですが、豊富な在庫を持つバイク館なら、きっとお気に入りの1台が見つかるでしょう。
レブル1100は新車、中古車共に人気が高く、特に新車の購入は数か月納車を待つような状態です。
そんな品薄なレブル1100ですが、バイク館なら希望のモデルを見つけやすいでしょう。ここではレブル1100の購入にバイク館をおすすめする理由を、在庫数と保証の2つの観点から解説します。
バイク館は国産車をはじめ、希少価値の高いモデルや国内未発売モデルの輸入新車など幅広く取り扱っており、8,000台以上と国内最大級の在庫数を誇っています。また、独自の取引ルートを確立しているため、他店舗ではなかなか見つかりにくいバイクの在庫も確保しています。
近隣の店舗にある在庫だけでなく、全国67店舗(2023年11月現在)のバイクは全てお取り寄せ可能なので、幅広い選択肢からお好みのモデルや年式のバイクを選べることが特徴です。
バイク館では新車、中古車問わず全てのバイクに保証を付帯しています。国内メーカーの新車であれば2年間のメーカー保証+1年間の計3年の車両保証がついており、中古車でも排気量や走行距離に応じて最大1年間の保証があります。
保証期間中は回数無制限かつ自己負担0円でエンジン周りやフレーム、電気関係などのパーツの修理保証を受けられる他、延長保証も用意しているので、安心してバイクライフを送れるでしょう。
レブル1100に購入を考えているなら、後悔のないように、自分にぴったりな1台を選びましょう。
レブル1100はエレガントながらスポーティ寄りのスタイリングと走行性能により発売以降人気を集め続けているクルーザーです。DCT仕様かMT仕様か、自分の好みに合う仕様を適切に選べば、後悔することなく楽しいバイクライフを送れるでしょう。
また、その人気さゆえに品薄で納期待ちが長い現状はあるものの、国内最大級の在庫数を誇るバイク館では、店舗のレブル1100の在庫や状態を簡単に確認できます。レブル1100の購入を検討している人は、一度バイク館のホームページをのぞいてみてください。