ヤマハのVMAX(ブイマックス)は、1985年の登場から2017年の生産終了まで、長らく愛されてきました。そんなVMAXに乗ってみたい、購入したいという人は、中古バイク市場で探してみてはいかがでしょうか。 この記事では、VMAXが気になるライダーに向けて、魅力や歴史を詳しく紹介します。開発コンセプト、どのような年式がおすすめなのか、もう生産終了しているがパーツは手に入れられるのか、などをまとめました。
VMAXの開発コンセプトや特徴を解説します。
ヤマハが販売していたVMAXとは、一体どのようなバイクなのでしょうか。日本はもちろん、海外でもファンが多いモデルですが、誕生の経緯を知らない人も多いでしょう。
開発コンセプトやキャッチフレーズに触れつつ、VMAXの魅力に迫ります。購入前に知っておくと、より愛着が湧くでしょう。
1985年に誕生したのがVMAXです。当時は日本では販売しておらず、北米向けの輸出モデルとして人気を博しました。その後、販売台数が累計で10万台を突破するロングセラーモデルとなります。
日本国内では1990年より販売を開始しています。それまではメーカーの自主規制により、国内で750cc以上のバイクは販売されなかったのです。VMAXは、オーバーナナハン解禁後の第1号車となりました。
VMAXが国内仕様車として販売していたある時期に「魔神」というキャッチフレーズを用いていました。それほどインパクトがあり、当時のライダーに衝撃を与えたバイクだったといえるでしょう。
そんなヤマハを代表するバイクとして長く君臨していたVMAXですが、2017年8月に新規販売の受付を終了しました。
VMAXには前期モデルと後期モデルの2タイプがあります。それぞれの特徴を紹介しましょう。
VMAXは、質実剛健なフォルム、個性的なデザイン、加速力、パワーが魅力のバイクです。ここでは、昭和、平成を彩ったバイクとして歴史に名を刻んだVMAXを掘り下げます。
長年にわたって販売が続いたのは、それだけファンが多いということです。シリーズ初代、2代目の詳しい特徴を見ていきましょう。
VMAXは、ヤマハUSAの発案で開発しました。そんな初代VMAXを語る上で外せないのが「Vブーストシステム」でしょう。145psのパワーは当時としては異例で、力強さを求めるライダーの心をつかんで離しませんでした。1990年に日本国内で販売を開始し、国内はもちろん、北アメリカやヨーロッパで人気を得たのです。
ただし、国内仕様にはVブーストシステムは採用されていません。しかし、「暴力的」とも言われた加速力がなくなったことは、乗りやすくなったということでもありました。そのため、国内仕様にこだわるファンも少なくありません。
初代には、前期型と後期型が存在します。もちろん、その間にも細かな部分で仕様変更が行われていますが、アバウトに分けると前期(85年〜92年)と後期(93年〜07年)です。後期は、フォークやフロントブレーキなどを刷新しました。また、最高出力が145psから140psとなりました。
VMAXは、2008年にフルモデルチェンジして販売がスタートしました。魅力的だった初代のコンセプトはそのままに、新設計した1679ccの水冷V4エンジンで最高出力は200馬力です。
Vブーストに代わり、YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)とYCC-I(ヤマハ電子制御インテーク)を搭載しました。また、エアインテークは、職人が手磨きでバフ仕上げをしており、細部にわたって丁寧な仕上がりとなっています。
販売価格は231万円(当時)で高額ではありましたが、納得のいくビジュアル、性能、パワーでライダーを魅了しました。その後、大きなモデルチェンジをしないまま、2017年まで販売しました。
長期間にわたって販売されてきたVMAXだからこそ、購入する際には注意したいポイントがあります。年式やパーツ供給など、気になる点を解説しましょう。
長い歴史のあるVMAXの購入を考えてはいるものの、「どの年式を買えばいいのか、見当もつかない」と言う人もいるでしょう。確かに年式それぞれに特徴や魅力があるので、迷ってしまうかもしれません。
ここでは、そのVMAXを購入する際の注意点や重要なポイントを紹介します。
VMAXは1985年から2017年まで販売していました。長い歴史がある分、それだけ台数も豊富です。最新の年式になればなるほど、性能や乗り味も変わり、バイクの状態が良い傾向にあります。
中古バイクショップでVMAXを探すときは、年式が新しいモデルを選び、コンディションチェックも忘れずに行いましょう。店舗スタッフと相談し、しっかりと話を聞くことも大切です。後悔しないバイク選びをしましょう。
VMAXは生産が終了してから5年以上が経過しています。初代モデルに至っては、生産から40年近くがたっているため、安全に乗るにはきちんとした整備をしなければいけません。いざ購入しても、故障する可能性があると頭に入れておきましょう。
長く乗り続けるためには、適切なメンテナンスが必要です。その際は、購入したバイクショップ に整備をお願いしましょう。もちろん愛車に乗る際にも、丁寧に運転することが大切です。
生産が終了したバイクによっては、補修パーツすらなく、故障したときに困る場合があります。では、VMAXはどうでしょうか。買った後に悔やまないためにも知っておきたいところです。
VMAXは補修パーツを販売していて、購入もできます。もちろんパーツによっては生産終了品もありますが、ネットオークションで販売していることも多々あるため、比較的手に入れやすいでしょう。
豊富な在庫や安心のメンテナンスなど、バイク館ならきっと楽しいVMAXライフが送れます。
VMAXの中古バイクを探しているなら、バイク館に行きましょう。同店は、北海道から九州まで全国各地に67店舗(2023年11月現在)あり、利便性が抜群です。近所に店舗がなくても、ツーリングがてら行ける距離にある方も多いのではないでしょうか。
バイク館は、バイクを買う、売る、メンテナンス、保険とサービスが充実しているのでおすすめです。
バイク館は全国に点在しており、在庫も約8000台と豊富にあります。その中には、最新モデル、人気のモデル、今では手に入りにくい生産中止モデルなどもあり、欲しいバイクを見つけやすいでしょう。
もちろん、VMAXも多くの在庫があります。近隣の店舗にない場合はお取り寄せができるので、スタッフに相談してみましょう。忙しくてなかなか店舗に行けない人は、公式Webサイトがあるので検索ができます。ぜひ、利用してみましょう。
バイク館では、新車でも中古バイクでも保証が充実しています。中古バイクに関しては、最長1年の保証付きで、保証期間内は回数無制限、高額な車両でも保証、自己負担0円です。
また、オリジナル延長保証も用意していて、中古バイクの場合は、1年と2年の延長プランを提供しています。これで、メーカー保証、バイク館車両保証が切れても安心です。VMAXを購入した際は、オリジナル延長保証に入っておくことをおすすめします。
生産終了から6年がたった今も唯一無二の存在として高い人気を維持するVMAXについて紹介しました。購入を考えているなら、ぜひバイク館のWebサイトにアクセスしてみてください。
VMAXは35年以上の歴史を歩み、2017年に生産を終了しました。そのパワーと加速力、独特なビジュアルに魅了される人も多く、愛車にしたいと考えるライダーも少なくありません。購入する場合は、できるだけ新しい年式で、コンディションが良いVMAXを選びましょう。
VMAXを探しているなら、バイク館で見つけてみてはいかがでしょうか。店舗に行く前に、公式Webサイトでバイク検索をしておけば、在庫の有無が確認できて便利です。