国内外のバイクメーカーの魅力とは?各メーカーの特徴を紹介

国内外のバイクメーカーの魅力とは?各メーカーの特徴を紹介

バイク紹介

2023/10/19

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日本は、世界で売り上げトップレベルのメーカーが4社もあるバイク大国です。そして、国内の4メーカーに限らず、今では世界中のメーカーのバイクを購入することができます。バイクライフを送る上で、これほど喜ばしいことはないといってよいでしょう。そこで、現在日本で新車を購入できるメーカーの中から、特に注目したいメーカーをピックアップしました。その特徴や魅力を解説します。

国内の4大バイクメーカー

日本には、世界でもトップクラスのバイクメーカー4社があります。それぞれの歴史や特徴を解説します

ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの国内4大バイクメーカーは、「世界の4大バイクメーカー」と言っても過言ではありません。高品質で高性能、さらに50cc~1,000ccオーバーのあらゆるラインナップを誇るのは、国内バイクメーカーのみといってよいでしょう。しかし、「国内メーカー」とひとくくりにはできません。それぞれに歴史と特徴があるのです。

Honda(ホンダ)

メーカーとしての正式名称は本田技研工業株式会社です。創立は戦後間もない1948年で、静岡県浜松市の小さな町工場からスタートしました。創業から10年後の1958年に、世界に名だたる名車「スーパーカブ」を発売します。その後、アメリカに進出したり、クルマの製造を開始したりするなど、目覚ましい躍進を続けます。

現在は50ccのスクーターやスーパーカブから、1833ccのゴールドウイングまであり、あらゆるユーザーのニーズに応えるラインナップをそろえています。

YAMAHA(ヤマハ)

バイクメーカーとしてのヤマハの起源は1954年にさかのぼります。楽器メーカー「日本楽器製造」で、当時の社長・川上源一氏が試作車を製造したことから始まります。1年後には日本楽器製造からオートバイ生産部門を分離独立させ、ヤマハ発動機を設立しました。

もともとは2ストロークバイク専門でしたが、転機となったのは1970年のXS-1の発売です。以降はXT500やSR400/500、セロー223、V-MAXなど、4ストロークでも人気のモデルを多数リリースします。 ヤマハ車は一般的に「ハンドリングのヤマハ」「デザインのヤマハ」と称することが多く、パワー一辺倒ではない独自のモデル展開が人気です。

SUZUKI(スズキ)

スズキは1909年創業の織機機械メーカー・鈴木式織機がルーツです。初めてバイクを製造したのは1952年で、自転車補助エンジン(36c)のパワーフリーを発売しました。翌1953年には排気量60ccのダイヤモンドフリーを発売し、同年の富士登山レースで優勝するなど、注目を集めます。

そして1954年にコレダ号を開発したことで本格的なオートバイメーカーとしてスタートするのです。このときに社名を鈴木自動車工業へ変更し、さらに1990年に現在のスズキ株式会社へと変更します。

GSX1100Sカタナに代表されるように、スズキ車は個性の強いモデルが多く、根強いファンに支えられています。

Kawasaki(カワサキ)

国内メーカーでは最も古い歴史を持つのがカワサキです。その起源は1878年にさかのぼり、造船所としてスタートしました。バイクメーカーとしては、1953年に58.2ccの空冷2ストローク単気筒エンジンの製造から始まります。

1964年には目黒制作所を吸収し、カワサキメグロブランドでバイクを発売しました。ちなみにメグロの名称は現行モデル「MEGURO K3」にも生かしています。その後も900スーパーフォア(通称 Z1)や750RS(通称 Z2)、GPZ900R(通称 Ninja/ニンジャ)など、世界的ヒットとなる名車を数多くリリースします。そして、ZやNinjaの愛称はカワサキの絶対的なブランドとなり、今も受け継がれているのです。

アメリカの代表的なバイクメーカー

アメリカには、誰もが知るバイクメーカー・ハーレーダビッドソンがあり、近年ではインディアンモーターサイクルも存在感を増しています

アメリカのバイクといえば、まずはハーレーダビッドソンを思い浮かべる方が多いと思います。数々の映画やドラマなどでも登場し、「いつかは乗りたい」と憧れの眼差しを向ける方や、「ハーレーこそバイクの王様だ」と言う方もいるでしょう。つい数年前まで、アメリカンバイクといえばハーレーダビッドソンの独壇場でしたが、最近では復活したインディアンモーターサイクルの人気も高まっています。

Harley-Davidson(ハーレーダビッドソン)

ハーレーダビッドソンといえばロー&ロングのアメリカンバイクでしょう。広大なアメリカ大陸を快適に走れるように進化した独自のスタイリングは、まさに唯一無二といえるものです。空冷OHV Vツインエンジンの鼓動感も魅力的で、世界中でファンをとりこにしています。

創業は1903年で、初めは空冷単気筒エンジンからスタートしました。初めてVツインエンジンを開発したのは1909年で、以降、Vツインエンジンにこだわり続けてきたのです。

Indian Motorcycle(インディアンモーターサイクル)

インディアンモーターサイクルは、実はハーレーダビッドソンよりも古いアメリカ最古のバイクメーカーです。ただし、1953年に倒産し、現在のインディアンモーターサイクルは当時のブランドを復活させた新生メーカーとなります。

ラインナップはハーレーダビッドソン同様、ロー&ロングのクルーザータイプが主流です。しかし、水冷エンジンを積極的に取り入れるなど、伝統と革新を絶妙に両立させていて、この点が支持されています。国内でも徐々にシェアを広げているようです。

ヨーロッパの代表的なバイクメーカー

ヨーロッパには実に多くのバイクメーカーがあり、それぞれに特徴を持っています。

ヨーロッパにはイタリアをはじめ、ドイツやイギリス、オーストリアなど、さまざまな国にバイクメーカーがあります。そのどれもが、エンジン形式だったり、バイクジャンルだったりと、何かしらのこだわりがあるメーカーばかりです。乗り味も国産とは全く違ったものが多く、熱心なファンが多いのも特徴といえるでしょう。ここでは主だったメーカーを紹介します。

BMW Motorrad(BMWモトラッド)

BMWといえばクルマメーカーとして有名ですが、バイクのラインナップも充実しています。ちなみに、バイク部門のブランド名は「BMWモトラッド」です。

車名の頭には、それぞれ「R」や「K」「G」などのアルファベットが付きますが、これはエンジン形式を表します。Rは水平対向2気筒エンジン、Kは並列6気筒、もしくは4気筒、Gは単気筒エンジンです。また、S1000RRなどのスーパースポーツモデルには「S」が付き、さらに上級パフォーマンスモデルには「M」の文字を冠します。

どのモデルもBMWらしいスポーティな走りが魅力ですが、中でもRシリーズはBMW独自の水平対向エンジンを採用しているため、多くのファンに愛されています。

DUCATI(ドゥカティ)

イタリアを代表するスポーツバイクメーカーがドゥカティです。バイクの性能が急激な進化を遂げた1970年代、国産バイクが並列4気筒エンジンで高出力化を推し進める中にあっても、ドゥカティはアイデンティティであるLツインエンジンを追求しました。4気筒エンジンよりも軽く、車体をコンパクトに作れるLツインエンジンは、多くのファンの心をつかみます。

現在、上級モデルには積極的に新型のL型4気筒エンジンを採用し、ネオクラシックのスクランブラーシリーズも人気です。

TRIUMPH(トライアンフ)

ホンダがCB750FOURで世界を席巻するまで、スポーツバイクといえば英国車の独壇場でした。中でもトライアンフの人気は凄まじいものがありました。しかし、日本車の進出によって、一度倒産してしまいます。

今日のトライアンフは新生メーカーとして1990年代に登場しました。2気筒のパルス感と4気筒のパワーを併せ持つ並列3気筒エンジン搭載のスピードトリプルシリーズや、往年の名車を思わせるモダンクラシックシリーズなど、個性の強いモデルがそろっています。今最も勢いのある海外メーカーのひとつといってよいでしょう。

aprilia(アプリリア)

スクーターにオフロードバイク、スーパースポーツにアドベンチャーバイクと、日本のバイクメーカーならよく見られる「フルラインナップ」ですが、海外メーカーではほとんど見られません。しかし、イタリアのバイクメーカー・アプリリアではフルラインナップをそろえています。モデル数こそ決して多くはありませんが、排気量も125cc~1100ccとバラエティ豊かといえるでしょう。どのモデルもイタリアンテイストにあふれたスポーティなデザインと性能を持っていることも特徴です。

MV AGUSTA(MVアグスタ)

1960年代~1970年代、「走る宝石」と讃えられたのがイタリアのMVアグスタです。その異名は現在にも通じるほどで、ラインナップはどれもが高性能で美しいデザインを持つモデルばかりとなっています。

ただし、宝石のようなのは性能とデザインだけではありません。ラインナップ中、最もリーズナブルなモデルでも242万円です。走り出せば楽しいことは間違いないようですが、そのハードルは決して低くはありません。そのため、スポーツバイクファンには「いつかはMVアグスタを」と考えている人も少なくないようです。

KTM

モトクロスやラリーなど、オフロードのレースシーンで名をはせたのが、オーストリアのKTMです。そのため、長らくはオフロードバイク専門メーカーといった印象でしたが、近年ではオンロードバイクも注力しています。

オフロードバイク譲りの軽量な車体とピックアップの良いエンジンは、オンロードバイクとしても好評です。また走破性の高いアドベンチャーバイクもコアなライダーを中心に支持を広げています。鮮烈なオレンジのイメージカラーも人気のポイントといえるでしょう。

MOTO GUZZI(モト・グッツィ)

BMWの水冷対向2気筒エンジンやドゥカティのL型2気筒、ハーレーダビッドソンの空冷OHV V型2気筒エンジンなど、海外メーカーには独自のエンジン形式にこだわるメーカーが少なくありません。イタリアのモト・グッツィもそのひとつです。全てのモデルが採用するのは縦置きV型2気筒エンジンで、正面から見ると車体両サイドからシリンダーが斜め上に飛び出しています。

この独創的なエンジンは、乗り味も独特のものです。イタリアンらしいスポーティなモデルなのに、鼓動感も併せ持つ不思議な乗り味がファンをとりこにしています。

Husqvarna Motorcycles(ハスクバーナ・モーターサイクルズ)

ハスクバーナ・モーターサイクルズは、現在はKTM傘下にあるため拠点をオーストリアに置いています。しかし、もともとはスウェーデンのバイクメーカーです。

KTM同様、モトクロスやエンデューロなどのオフロードレースで実績を積み上げました。現在もラインナップにはレース用車両が多くあり、日本のユーザーにも人気です。公道用モデルではアドベンチャーバイクのNorden901やネオクラシックバイクのSvartpilen401などが支持を広げています。

アジアの代表的なバイクメーカー

近年、存在感を増しているアジアメーカーの中でも、日本ではロイヤルエンフィールドが人気です

近年では日本だけでなく、アジア各国で有力なバイクメーカーが台頭しています。品質もかつてのようなものではなく、安心して乗れるモデルも多いといえます。ここでは、そんなアジアのバイクメーカーの中から最も勢いのあるメーカー・ロイヤルエンフィールドを紹介します。その名前から分かる通り、ルーツをイギリスに持つ伝統のブランドです。

ROYAL ENFIRLD(ロイヤルエンフィールド)

もともとはイギリスのバイクメーカーだったロイヤルエンフィールドですが、本社は1970年に倒産してしまいます。しかし、当時インドにあった工場は生産を継続し、ロイヤルエンフィールドの名称とバイクは残ることとなりました。

ただし、車両の新開発を行うようになったのはつい最近のことで、15年ほど前までのラインナップは1970年当時の機構を受け継ぐBULLET350/500のような古い設計のモデルが主流でした。「走る化石」として一定数の支持を集めましたが、体制を一新した近年では意欲的にニューモデルをリリースしています。

主要バイクメーカーのモデルの購入ならバイク館へ!

バイクを購入するなら、さまざまなバイクを見比べられるバイク館がおすすめです

日本には世界に名だたるバイクメーカーが4社もあるため、バイク選びをする際は、つい国産車をメインに考えがちになってはいませんか。世界に目を向ければ、楽しいバイクはたくさんあります。ぜひ、バイク選びの選択肢を広げてみてください。

また、バイクを購入する際は、世界中のバイクがそろうバイク館がおすすめです。狙っている車種はもちろん、見たこともないようなバイクに出会えるかもしれません。

全国の店舗で豊富に在庫を用意

バイク館は、北は北海道から南は九州まで、全国に63店舗を展開しています。人気モデルはもちろんのこと、レアなモデルもそろえているので、海外メーカーを含む幅広いモデルから愛車を選びたい人にも最適です。

Webサイトでは、在庫情報をチェックできて、お取り寄せも可能となっています。気になるバイクがあれば、ぜひ一度、お近くのバイク館に行ってみてはいかがでしょうか。

バイク館店舗一覧

バイク館独自の保証で新しいバイク生活をサポート

海外メーカーの中古車だと「故障などのトラブルが心配」と考えている方も多いでしょう。しかし、バイク館の中古車は全て最長1年間の保証付きです。保証期間中の修理は無料で、回数も無制限となっています。もちろん、ハーレーダビッドソンやドゥカティなどの高額な車両も加入できるので安心です。

また、新車の場合はメーカー保証2年間にバイク館独自の販売店保証1年をプラスした3年保証を実現しています。安心のバイクライフが送れるでしょう。

まとめ

国内モデルだけでなく、世界のメーカーに目を向ければ、バイク選びはもっと楽しくなるでしょう

世界にはさまざまなバイクメーカーがあり、それぞれに魅力を持っています。国内メーカーにも楽しいバイクはありますが、バイク購入の選択肢を世界に広げれば、より自分に合ったバイクを見つけられるかもしれません。

バイク選びをする際は、さまざまなバイクを見比べられるバイク館がおすすめです。独自の輸入バイクも取り扱っていて、より幅広い愛車選びができることでしょう。Webサイトで在庫状況などを公開しているので、ぜひ一度、のぞいてみてください。

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