こんにちは、バイク館甲府店の塚田です(^^)/
本日ご紹介するオートバイはホンダ・CBR900RRファイアーブレードです。
このオートバイ仕向け地により名前が変わります。
北米仕様以外を「CBR900RRファイアーブレード」と言い、北米仕様を「CBR929RRファイアーブレード」。
ヨーロッパなど先代のCBR900RRのイメージを崩さないように名前を継承したのだと思いますが、北米モデルだけは、排気量アップをアピールしたかったのか、排気量をそのまま車名にしていました。
とは言え一般的にはCBR929RRの名称で通っていますね。
国内正規モデルは無かったので逆輸入車となります。
いずれにしても先代のCBR900RRからは大きくバージョンアップが施されたスペシャルなオートバイでした。
この時代、WSBK(ワールドスーパーバイク・市販車をベースとしてのレースのトップカテゴリ)のレギュレーションは4気筒だと750ccまで、2気筒だと1000ccまでというのが最高カテゴリでした。
ですので、このCBR900RRはレースカテゴリーとは関係なく開発されたオートバイということです。
余談ですが、このクラスにホンダはVFR750/RC45で参戦していましたが、2000年からはVTR1000(RC51)2気筒で参戦しています。
同じ意味でヤマハのYZF-R1(初代)もレースとは関係なく開発された車両でした。
ある意味YZF-R1に対抗して進化させた車両という見方もできますね。
さて、話を戻してCBR900RRファイアーブレードの特徴をご紹介します。
まず外観上の特徴として、スイングアームのピボット(付け根の動く部分)がフレームではなくエンジンに直接ついています。
エンジン自体をフレームとして活用してフレーム分を軽量化しています。←この手法はDUCATIの十八番なんですけどね。。。
丸印がピボットで、ステップをつけるためにサブフレームが付いています。
ピボットレスにしたことで、乾燥重量が170kgに!(装備重量換算198kg)
当時としては相当軽量な部類です。
また、このCBR900RRからインジェクション化しています。
キャブレターよりもメンテナンス性が良くなり、パワーも出ています!
さて、そんなCBR900RRが甲府店に在庫車ございます。
詳細は
“こちら”からどうぞ!
レース好き塚田の余談、、、
2027年シーズンより世界最高峰バイクレースのMotoGPが大きくルール変更されます。
最大のトピックは排気量変更です。
現在の1000cc(4気筒)から850cc(4気筒)にサイズダウンします。
ここでMotoGPの排気量の変遷2002年以降を見てみましょう。
2002年~2006年→990cc
2007年~2011年→800cc
2012年~2026年→1000cc
2027年~850cc
2007年に800ccになった年にDUCATIを駆るケーシー・ストーナーがチャンピオンに!
バレンティーノ・ロッシの5連覇を阻止したのがつい昨日の出来事のように感じます(笑)
2027年も劇的な変化があるのでしょうか?
今から楽しみでなりません!
それでは!
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