【CBR250Rの特徴】
1989年以来2度目の登場となったCBR250Rは2011年に発売されました。
2008年のニンジャ250Rから250ccクラスフルカウルスポーツクラスの人気と需要の高まりを受けて開発されました。
ただ、日本国内市場のみに向けたものではなく、東南アジアを含めた世界の市場に向けたグローバルマシンとしてタイ工場にて生産されていました。
2013年には足つき性への配慮で、よりスリムな形状のシートを設定したマイナーチェンジを行い、2015年のマイナーチェンジではカウルデザインを一新しました。また、2眼タイプのヘッドライトや燃料タンクやサイドカバー、シートの形状も見直され、外観での変更も多くありました。メインの変更点はエンジン吸気系の変更により、低-中速でのトルクをキープしたまま最高出力を向上させました。このとき同時に、サイレンサーをステンレス製に変更となりました。
2016年には受注期間限定カラーのSpecialEditionが設定されました。
2017年にCBR250RRの発売から平成28年の排ガス規制をクリアせずに販売終了となりました。
【CBR250Rの装備】
2灯式のヘッドライトにアナログタコメーターと液晶ディスプレイのハイブリッドメーターを搭載。
シート下にはユーティリティスペースを確保し、小物等の収納が可能になっています。
【CBR250Rのパワーユニット】
水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンは、スポーツマシンとしてのレスポンスを追求しました。フレームにはトラス機構のダイヤモンドタイプを採用するなど、フルカウルスポーツマシンの可能性を追求したマシンです。