ホンダCB1300生産終了! ファイナルエディション登場で中古市場はどうなる?

ホンダCB1300生産終了! ファイナルエディション登場で中古市場はどうなる?

CB1300

2025/03/06

HONDA
401cc~
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2024年でCB1300の生産終了がまことしやかに囁かれていましたが、つい先日、ホンダから正式にファイナルエディションが発表されました。改めてCB1300の魅力を振り返りながら、ニューモデルの詳細や中古市場にどう変化が起きるか、バイク館の買取・販売に関する担当者の意見を交えて探ってみました。

CB1300が生産終了

CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition(パールサンビームホワイト)

CB1300の生産終了は2024年頃から噂されていましたが、2025年2月21日(金)、ホンダからCB1300 ファイナルエディションの発売が正式に発表されました。

CB1300シリーズは“走る者の心を魅了する感動性能を有すること”をコンセプトとした「プロジェクトBIG-1」を具現化したもので、1992年に発売された「CB1000 SUPER FOUR」を継承するモデルです。それから7年後の1998年には、現在のCB1300シリーズの礎となる「CB1300SF」へと進化し、ホンダを代表するビッグバイクとしての地位を確立。長きに渡り人気を博してきましたが、約33年間愛され続けたこのロングセラーモデルは、2025年のファイナルエディションをもって生産終了を迎えたのです。

生産終了の背景は「排出ガス規制」

CB1300の生産終了の大きな理由の一つとして、1998年から段階的に強化されてきた二輪車の排出ガス規制が挙げられます。CB1300は、度重なる排出ガス規制やABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の義務化など、新規制にも対応してモデルチェンジを行ってきました。しかし、2026年11月には、さらに厳しいユーロ5+規制が導入される予定であり、これに適合することが困難であると判断された可能性があります。

2025年モデルのカラーリング

CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition(パールサンビームホワイト)

CB1300 SUPER BOL D’OR SP Final Edition(パールサンビームホワイト)

CB1300 SUPER FOUR Final Edition(グラファイトブラック)

CB1300 SUPER BOL D’OR Final Edition(グラファイトブラック)

2025年モデルは初代CB1000SFをイメージした「ブラック×グレーメタリック」と「ホワイト×レッド」のカラーリングが採用されており、SUPER FOURに関しては初代ホンダロゴを彷彿させるエンブレムがあしらわれています。

グラファイトブラック仕上げの「CB1300 SUPER FOUR Final Edition」が1,727,000円(税込)、「CB1300 SUPER BOLD'OR Final Edition」が1,837,000円(税込)。パールサンビームホワイト仕上げの「CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition」が2,101,000円(税込)、「CB1300 SUPER BOLD'OR SP Final Edition」が2,211,000円(税込)で発売されます。

ファイナルエディションの生産台数

CB1300 SUPER FOUR Final Edition(グラファイトブラック)

2024年に発売された、「CB1300 SUPER FOUR SP」と「CB1300 SUPER BOL D’OR SP」のシリーズ合計が1,500台でしたが、ファイナルエディションはシリーズ合計3,400台が販売されるとのことです。

ファイナルエディションの登場でCB1300の中古市場はどうなる?

株式会社バイク館イエローハット 店舗運営部 新井 雄介

CB1300ファイナルエディションの登場が中古車市場に及ぼす影響について、バイク館 店舗運営部の新井雄介に話を伺いました。

「CB1300のファイナルエディションが発表され、中古車市場にも影響が出る可能性があると考えている方もいることでしょう。しかし、市場に出回っているCB1300の中古台数は多いため、今すぐに価格が高騰するようなことはないと思われます。ですが、CB1300は人気車種であるため、今後、中古車相場が徐々に上昇する可能性は否定できません。少なくとも、中古相場が下落することは考えにくいでしょう」(新井)

「また、かつて人気を博したホーネットが全く異なるビジュアルで復活したように、CB1300も現行モデルとは大きく異なるデザインになる可能性も考えられます。もし現行モデルのデザインがお好みであれば、新車または中古車で購入を検討されるのも良いかもしれませんね」(新井)

より高く買い取ってもらえる「来店買取」を使おう!

バイク館ではCB1300の買取を強化しています。バイクの売却方法としては、業者が来て査定する「出張買取」と、自身でお店にバイクを持ち込む「来店買取」の2通りがあります。「出張買取」よりも高値がつくバイク館の「来店買取」についてご紹介しましょう。

1, 自走可能 = 状態の良さの証明になる

最寄りのバイク館まで自走可能ということは、不動車はもちろん整備不良の車両とは違って状態の良いバイクであることの証明に繋がります。必然的に買い取るスタッフの印象も良くなり、価格が上乗せされるのです。

2, バイク館で乗り換えるとさらにお値打ちに

乗り換えるバイクの購入が決まっていれば、そのバイクが販売されているお店で下取りまですると買取額の上乗せ、もしくは新たに購入するバイクの販売価格から値引きしてもらえます。

日本全国に店舗展開しているバイク館では、お目当てのバイクが遠方の店舗で販売されていても、バイク館のネットワークでそのバイクを最寄りの店舗まで持ってくることもできます。これぞという一台があったら、一度最寄りのバイク館スタッフに相談してみてください。

3, お目当ての車両をじっくり吟味できる

ウェブサイトはもちろん、各店舗に国内外の多種多様なバイクを取り揃えているバイク館の在庫車両をじっくり見て回ることができます。パソコンやスマホで見ているだけでは気づかない多くの現車を前に、夢が一層膨らんでくることは間違いありません。その圧倒的な在庫数をご自身の目で見てみてください。

4, 納車日まで現在の車両が乗れる

下取りから納車までの期間が空いてしまうことがありますが、致し方ないとはいえバイクがない期間はライダーにとって少々寂しいもの。でもバイク館の「来店買取」を用いれば、査定後も納車日までバイクに乗り続けられるのです。納車日にバイクで向かい、今のバイクを引き取ってもらって新しいバイクで帰ることができます。1日もバイクがない日を作りたくないライダーには嬉しいサービスですね。

新車でCB1300を手に入れる最後のチャンス!

長年愛されてきたCB1300ですが、この度発売されるファイナルエディションを最後に、新車販売が終了となります。ファイナルエディションは、これまでのモデルでも、限定台数であるがゆえに購入できなかった方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。新車でCB1300を手に入れる最後のチャンスですので、お早めのご予約をオススメします。

なお、CB1300の魂を受け継ぐモデルとして、ロードスポーツモデル「CB1000 HORNET」のように、将来的に新たなモデルが登場する可能性もゼロではありません。

CB1300の中古車をお探しでしたら、全国に店舗を構えるバイク館もオススメです。豊富な在庫を取り揃えているだけでなく、Webサイト上でも簡単に検索が可能です。 きっと、お客様にぴったりの一台が見つかるはずです。

お近くのバイク館から「CB1300」を探す

また、現在お持ちのバイクを売却してCB1300を購入したいと考えているなら、バイク館の下取りがオススメです。バイク館では自社で買い取ったバイクは自社ネットワークで販売します。そのため余計なマージンがかからず、より高い価格で買い取ってもらえるのです。

出張査定も行っています

バイクの購入も売却も、ぜひ最寄りのバイク館にご相談ください。

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