バイクの保険は、大きく自賠責保険と任意保険の2種類に分けられます。自賠責保険はバイクの所有に際し加入が義務付けられていますが、任意保険はその名の通り「任意」で加入する保険で、義務ではありません。そのため、任意保険は無駄だと考える人も多いようです。 この記事では、任意保険の役割や補償範囲、加入する際のポイントを解説します。さらにバイクの購入や任意保険に加入する際におすすめのショップとして、バイク館も紹介します。
法律で定められた自賠責に加入しているのに、さらに任意保険に入る必要があるのでしょうか。実は任意保険にはたくさんのメリットがあります。
バイクの任意保険は無駄なものなのでしょうか。確かに、自賠責保険に加入しているのに重ねて任意保険にも加入するというのは、一見無駄に思えるかもしれません。ですが、任意保険は自賠責保険ではカバーしきれない部分を補償するものなので、加入したほうがよいでしょう。ここでは、バイクの任意保険の必要性を解説します。
警視庁が公開する令和5年の「都内の交通人身事故発生状況」によると、人身事故発生件数6万2,770件のうち、原付バイクを含む二輪車による事故は6,315件と、全体の約10％を占めています。これは歩行者の事故の数字よりも多く、バイクの事故は決して他人事ではないということが分かります。
事故をなるべく避けることが重要ですが、万が一事故に遭ってしまったときのために、任意保険に加入しておくと安心でしょう。
強制保険とも呼ばれる自賠責保険は、万が一事故を起こしてしまったときに被害者救済に使われますが、事故を起こした運転手自身のけがやバイクの損害は補償範囲外です。対して任意保険では、被害者救済以外にも、車両や運転者本人の人身傷害を保険の補償範囲に加えられます。また、被害者に対する補償も、自賠責保険では上限が120万円ですが、その金額では十分でない場合も多くあります。そのため、さらに補償を手厚くする任意保険の加入が必要でしょう。
任意保険では、車両保険により、事故の際のバイクの破損に対する修理費用の補償を付けられます。また、対人賠償保険や対物賠償保険によって事故の相手のけがや死亡、バイクの破損に対する補償を受けることはもちろん、人身傷害保険により、自分のけがの治療費用などもカバーできます。さらに、事故相手が万が一無保険だった場合など、自分自身の過失割合が低かったとしても補償を受けられない場合がありますが、そのときのために無保険車傷害なども付帯可能です。
任意保険に付随する特約を活用すると、安心のバイクライフを送れるでしょう。
任意保険では、さまざまな種類の保険の他、「特約」と呼ばれるオプションを用意しています。この特約によって補償をより充実させられるため、任意保険の加入時には特約も併せてチェックするとよいでしょう。ファミリーバイク特約、弁護士費用特約、携行品特約の3つを紹介します。
ファミリーバイク特約とは、車の自動車保険に、その車本体に加えて125cc以下のバイクにも同じ内容で補償を付帯する特約です。既に自動車保険に加入している場合、バイクの所有に際して新たに任意保険に加入する必要がなく、手間や負担を減らせます。この特約は名前の通り、自動車保険の契約者本人だけでなくその家族も補償対象である他、借りたバイクも対象なので、125cc以下のバイクを所有する人は活用するとよいでしょう。
弁護士費用特約とは、事故の際の弁護士費用の補償が付帯する特約です。自分が起こした事故だけでなく、自分に過失がない「もらい事故」の場合でも利用できることは、バイクを運転する上で安心できるポイントでしょう。もらい事故の場合、自分の保険会社に動いてもらえません。
しかし弁護士を雇えれば、相手方との交渉もしてもらえるので手間が省ける上、相手の保険会社などに言いくるめられる心配が減るので、加入しておくとプラスな点が多いでしょう。
携行品特約とは、事故の際に身につけていた携行品の損害を補償する特約です。カメラや衣類、ポータブルナビシステムなど、車両保険で損害の補償対象となるバイクの車体以外の身の回り品が補償対象なので、万が一損害が出ても安心でしょう。
保険会社や保険の内容によってどこまでを身の回り品として扱うかは異なり、場合によってはナビとして車体に取り付けるスマートフォンなどは補償対象外であることも多いので、あらかじめ補償対象を確認しておくことをおすすめします。
ポイントを押さえれば、任意保険料を低く抑えられます。ここでは3つのポイントを紹介します。
バイクに乗る際は任意保険に加入したほうがよいとはいえ、その金額はなるべく抑えたいと考えている人は多いでしょう。任意保険は、さまざまな保険会社が多くのプランを用意しているので、組み合わせ方やその他条件により、金額を安くすることが可能です。
任意保険料を抑えるためのポイントを3つ紹介します。
バイクの任意保険は、保険会社ごとに年齢条件が設定されています。年齢条件は全年齢や21歳以上などいくつかに区分され、年齢が低いほど保険料は高く、年齢が上がると保険料が下がっていきます。歳を重ねたら年齢区分を見直し、条件を上げることで保険料を抑えられるかもしれません。年齢条件より年齢の低い人が乗ると補償対象外となってしまうので、複数の人がバイクに乗る場合は一番年齢が低い人に合わせることに留意しましょう。
保険の内容や特約、付帯などを見直すことで、保険料を抑えられる可能性があります。車両保険は事故の際の車両の損害を対象とするもので、バイクの破損の際に修理費用や、場合によっては買い替え費用が補償されますが、付帯すると保険料がその分高額になりやすい項目です。
新車や高額のバイク、ローンを支払い中のバイクなどの場合、車両保険は重要ですが、中古バイクや購入して何年もたっている場合は付帯を検討し、状況によっては省いてもよいかもしれません。
保険料を抑えるために一番重要なのは、日頃から安全運転を心がけて、事故をなるべく回避することです。ほとんどの保険会社が、バイクの任意保険に対しても車の保険と同様にノンフリート等級制度を採用しています。
無事故を継続すれば等級が上がっていき、信頼の積み重ねによって保険料が下がります。法律を守って安全に運転すれば、避けられる事故も多いでしょう。無事故で楽しくリーズナブルにバイクライフを送るためにも、安全運転は意識したいところです。
バイク館では、保険有資格者がユーザーのバイクライフに合わせた保険を提案します。バイクの購入だけである、あらゆる面でライダーのバイクライフをサポートしてくれるのです。
バイクの購入にはバイク館がおすすめです。バイク館では、バイクの購入から自賠責保険、任意保険の加入までひとつの店舗内で完結できるので、安心してスピーディーにバイクを購入できるでしょう。
バイク館をおすすめする理由を、店舗と在庫の数と、保険プランの2つの観点から紹介します。
バイク館は、北は北海道から南は九州まで、全国に店舗を展開するバイク販売店です。国内新車、輸入新車、中古車など、さまざまな種類のバイクを豊富に取りそろえており、在庫の中には希少車やファイナルエディションなど、手に入りにくいバイクもあります。また、全ての店舗が認証工場であり、購入時のメンテナンスだけでなく定期点検や車検もバイク館で行えることや、全車両に保証が付くことも魅力です。
バイク館では、加入が義務付けられている自賠責保険はもちろんのこと、任意保険やバイク館オリジナルの盗難保険も用意しています。バイク館は東京海上日動火災保険株式会社の代理店として全店舗に保険資格保有者が在籍しているので、魅力的なプランを提供できるでしょう。
任意保険は年齢などの条件によっていくつかのプランがあり、バイク館のWebサイトで簡単に無料見積もりができます。24時間対応の車両搬送・応急対応・レンタカー費用等補償特約や弁護士費用特約も付帯しているので、万が一の場合でも安心でしょう。
任意保険は自賠責保険ではカバーしきれない範囲を補償します。バイク館でバイクを購入する際は、ぜひ保険にも目を向けてみてください。
任意保険は加入の義務はありませんが、事故を起こした本人の損害や相手の車両の損害など、自賠責保険だけではカバーしきれない範囲の補償や、その他特約が付いているので、加入することをおすすめします。保険の内容や保険料を抑えられるポイントをしっかりチェックして加入するようにしましょう。
バイク購入と保険加入は、バイク館がおすすめです。Webサイトにて、簡単に任意保険金額のお見積りが可能です。他社後加入済みの方でも、保険の見直しをご検討でしたらバイク館へお問い合わせください。
