2017年に発売したカワサキのビッグネイキッドZ900RSが生産を終了するといううわさが流れています。このうわさは事実なのでしょうか。また、どうしてそうしたうわさが流れているのか、理由が気になっている人も多いのではないでしょうか。 この記事では、Z900RSの生産終了のうわさの理由と今後の流れの予想、そしてZ900RSの購入先としてバイク館をおすすめする理由を紹介します。
Z900RSはカワサキロードスポーツの伝説的モデル・Z1のスタイリングを踏襲しています。
Z900RSは、カワサキの人気車種ながら生産終了のうわさが広がっています。では、Z900RSとは具体的にどのようなバイクなのでしょうか。ここでは、カワサキを代表するビッグネイキッド・Z900RSについて、カワサキのビッグバイクの歴史と共に基本スペックやラインナップを紹介します。Z900RSが気になる人は要チェックです。
Z900RSは、カワサキの屋台骨を長年支えてきたモデル「Z」シリーズの正当な後継モデルとして、2017年に誕生しました。その特徴は1973年に海外向けに発売した「Z1」と、排気量などを調整し国内仕様にした「Z2」の流れをくみつつ、最新技術を反映させたレトロスポーツバイクであるということです。
クラシックなスタイルと優れたハンドリング性能で支持を集め、発売以降、大型バイクの国内販売台数で5年連続首位を獲得しています。
Z900RSは水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブエンジンを搭載した排気量948ccのバイクです。スタンダードモデルとは別に、基本スペックを共有するZ900RS Yellow Ball Edition、Z900RS CAFE、Z900RS SEの計4種類が現行モデルとして存在する他、2022年発売の限定モデル、Z900RS 50th Anniversaryも人気を集めました。
サスペンションにテレスコピック式倒立フロントフォークとホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを採用している以外にも、トラクションコントロールや液晶パネル、LEDヘッドライトなど最新の装備を取り入れています。
Z900RSの生産終了のうわさには、今後厳しくなる排気ガス規制などの影響があるようです。
Z900RSは、発売以降不動の人気で販売台数トップを守り続けていることから分かるように、絶大な人気を誇るバイクです。しかし今、この人気車種に生産終了のうわさが流れています。なぜでしょうか。
結論から言うと、Z900RSは生産終了しておらず、現在も新車販売を行っています。ここでは、Z900RSが生産終了したとうわさされる理由を2つ紹介します。
脱炭素の動きが高まる中で、世界各国が排ガス規制を強化しています。排ガス規制は国によって異なりますが、日本は最も厳しいヨーロッパの「EURO(ユーロ)規制」に準じています。
現在は2020年から適用が始まった「EURO5」で規制していますが、2024年には「EURO6」、さらに2030年には「EURO7」が開始予定です。厳しくなっていく規制に対応しなければ、Z900RSはこのいずれかのタイミングで生産終了する可能性が高いのではないかと予想されています。
Z900RSは2017年の発売以降、いくつかのモデルが登場しています。その中で50周年限定モデルであるZ900RS 50th Anniversaryはすでに生産終了しています。このニュースとZ900RS自体の生産終了が混ざって伝わった可能性もあるでしょう。また、最新年式の登場に伴う過去の年式の販売終了との勘違いが起きた可能性もあるかもしれません。
いずれにせよ、Z900RSのスタンダードモデルを含む現行モデルは、2023年7月に最新型を発売しており、生産終了はしていません。
生産終了のうわさの理由のひとつに、新車が手に入りづらいということが挙げられます。どうしてZ900RSの新車は手に入れづらいのでしょうか。
Z900RSは、いくつかの理由により、発売以降手に入りにくい状態が続いています。これらが、Z900RSが生産終了すると考えられている理由のひとつとして挙げられている可能性が高いといえるでしょう。
Z900RSが手に入りにくい理由の中から、特に大きなものを2つピックアップして解説します。
カワサキを代表する「Z」シリーズを継承しているだけあり、Z900RSは大型バイクの国内販売台数で発売以降常にトップに君臨し続けた大人気車種です。販売開始直後から注文が殺到しており、現在でも入手しづらいほどの人気を誇っています。特に限定モデルやアニバーサリーモデルは生産台数が限られており、より希少性が高いようです。
このように需要に生産が追いつかず、「手に入りにくい」状態が続いていることが、生産終了のうわさの一因となっているとも考えられます。
新型コロナウイルス感染症の流行や世界情勢の悪化などにより、2021年ごろから世界的に半導体が不足しています。最新のバイクは半導体を多く必要とし、Z900RSも例外ではありません。
このため、半導体を使用するパーツの生産が間に合わず、車両本体の生産にも遅れが生じていることが、バイクの生産台数を少なくせざるを得ない状態を生んでいるようです。
人気車種ですでに品薄であったところに、生産台数を縮小せざるを得ない理由が重なったことで、さらにZ900RSが入手困難になっていると考えられるでしょう。
新車では手に入れづらいZ900RSですが、バイク館では豊富な中古車から選ぶことが可能です。
生産終了のうわさが流れるほど人気が高く品薄状態が続いているZ900RSを、どこで手に入れるか悩む人も多いのではないでしょうか。
バイク館なら、Z900RSの中古車が他の中古バイク販売店よりも見つけやすいでしょう。ここでは、バイク館の強みを紹介し、なぜバイク館がZ900RSの中古車を購入するのにおすすめかを説明します。
バイク館は、北は北海道、南は九州まで、日本全国に65店舗(2023年9月時点)を展開しています。その在庫数は約8,000台にも及び、豊富な車種を取りそろえています。気になる車両が遠くの店舗にある場合でも、その車両を最寄りの店舗へお取り寄せすることが可能です。
また、バイク館のWebサイトではメーカーや排気量の絞り込み検索の他、ワード検索もできます。販売店舗も分かるので、Z900RSがどの店舗にあるかWebサイトで確認し、近隣の店舗まで取り寄せて現車を確認するのもよいでしょう。
バイク館では、販売した全ての国産中古バイクに保証を付けています。また、加入義務がある自賠責保険はもちろん、ニーズに合わせたさまざまな任意保険や盗難保険も用意しており、バイク館の店舗ではそれぞれのユーザーに合わせた保険を、全店舗に在籍する資格を持った担当スタッフが提案します。
バイク館のWebサイトでは、現在保険未加入の人や他社の保険に加入している人に向けた無料見積もりも用意しているので、保険の新規加入や見直しを考えている人は、一度相談してみることをおすすめします。
手に入れづらい状況が続くZ900RSですが、中古バイクにまで選択肢を広げると、すぐに買える可能性が高まります。特に豊富な在庫を誇るバイク館がおすすめです。
Z900RSの生産は現在も続いていますが、人気の高さや半導体不足による供給不足、さらに限定モデルの販売終了のニュースと混合したことなど、さまざまな要因により、生産終了のうわさが流れているようです。ただし業界内では2024年、もしくは2030年の新排ガス規制の導入のタイミングに合わせて生産終了するのではないかという予想もあります。
そんな手に入りにくいZ900RSの中古車を探すときは、バイク館のWebサイトで在庫検索をかけてみるとよいでしょう。きっと希望に合った1台が見つかるでしょう。
また、バイク館はカワサキ専門店「プラザ山形」と「プラザ秋田」の運営も行っています。お近くにお住まいで、Z900RSが気になる方はぜひ足を運んでみてください。