エイプ50は原付免許で乗れるので、10代からベテランライダーまで、多くのオーナーがいます。現在は生産終了していますが、いまだに人気の高いモデルです。 しかし、中古バイクショップやオークションサイトでエイプ50を見つけても、すぐに買うことはおすすめしません。お目当てのバイクがあっても、まずは吟味することが大切です。ここでは購入する際に大切なチェックポイントやエイプ50の特徴をまとめていますので、確認してみてください。
エイプ50は毎日の通勤・通学から週末のツーリングまで、親しみやすいフォルムと性能で人気です
ホンダの長い歴史の中でも、ミニバイクは人気が高いジャンルです。エイプもその歴史の中に名を連ねたモデルといえるでしょう。
知られざるエイプ50の誕生の経緯や車名の由来を紹介するので、その歴史に触れてはいかがでしょうか。エイプ50が、どのようにして生まれたのかを知れば、より愛着が湧くでしょう。
若者のライフスタイルに合ったオートバイを研究・開発するホンダの若手開発者集団が「Nプロジェクト」です。エイプ50は、「Nプロジェクト」第一弾モデルとして、2001年2月に販売を開始し、瞬く間に人気を獲得しました。
「Nプロジェクト」は、エイプ50をリリースした後も、ZOOMER、Bite、Solo、PS250など、当時としては独創的なモデルを次々と発表しています。
「エイプ(Ape)」を翻訳すると「尾がない猿、類人猿、猿人」です。人間に最も近い動物である類人猿のように、バイクのエイプも「あらゆる人にとって身近な存在になる」という思いが込められています。
また、シンプルな設計なので、カスタムを楽しめるのも特徴です。カスタムパーツが豊富にあるため、自分好みに愛車を仕上げる人もいます。中古車の中にはカスタムバイクも比較的多くあります。
エイプ50には主に3つの魅力があります。ひとつずつ解説しましょう
「親しみやすい原付スポーツバイク」として知られるエイプ50ですが、どのような魅力があるのでしょうか。ここでは、特徴的なエンジンやミッション、スタイリングについて紹介します。
具体的にエイプ50のことを知らず、購入までは手が届かない人もいるかもしれません。しかし、その魅力をあらためて知ることで、背中を押してもらえるでしょう。
エイプ50はリターン式5速ミッションを採用しています。原付の場合、オートマチックのスクーターが主流です。しかし、エイプ50はミッション操作ができるのが魅力です。出力特性に合わせた伸びのある加速で、愛車をコントロールする楽しさを味わえるでしょう。
「バイクらしいスタイリングで、ミッションを操作したい」「バイクを操る楽しさを味わいたい」など、エイプ50はそんなライダーの思いに応えます。
エンジンは、オフロードバイクのホンダ XR80Rをベースにした直立型の空冷4単気筒を採用しています。エイプ50のエンジンはモンキー50などの「横型」に対して「縦型」と呼ばれ、チューニングパーツも豊富です。排気量を上げる(ボアアップ)キットも販売されています。
ノーマルでも十分に走りを楽しめますが、排気量アップもおすすめです。また、中古車の中には、あらかじめボアアップしているバイクもあります。ただし、排気量を125ccなどにアップした場合は小型限定二輪以上の免許と原付二種登録が必要です。
エイプ50は、運転する時に扱いやすい幅広ハンドル、軽量で高剛性のダイヤモンドフレームなどを採用しています。各パーツのバランス感を計算して製作しており、非常にシンプルな見た目です。
ビッグバイクと比べると小さく感じるでしょう。しかし、車体が小さいため扱いやすく、ミニバイクでしか感じられない楽しさを味わえます。気になる人は、中古バイクショップなどで跨らせてもらい、イメージをつかむのもおすすめです。
エイプ50はすでに生産終了モデルのため、中古バイクでしか購入できません。購入時のチェックポイントを紹介します
エイプ50は10年以上販売していたモデルです。しかし、現在は生産を終了していて、最も新しい車両でも6年落ちとなります。
「6年」と聞くと新しく感じる方もいるでしょうが、それでも安心はできません。細かい箇所が損傷していないかチェックする必要があるからです。具体的にどこを見るとよいのか確認しましょう。
ガソリンタンク内はサビが発生しやすい箇所です。サビがあっても、すぐには故障しません。しかし、そのまま放置しておくと、エンジン不調の原因になります。サビでインジェクターが詰まれば、交換対応です。高額の修理費用がかかるので注意しましょう。
せっかく念願だったエイプ50を買ったのに、すぐに故障するのは避けたいところです。購入前にガソリンタンクの中にサビがないか、チェックしましょう。
ハンドルとガソリンタンクの干渉を防ぐのが、ハンドルストッパーです。エイプ50の場合、ハンドルストッパーはフロントフェンダーの上部にあるので、購入前に状態をチェックしましょう。ハンドルストッパーが損傷していると、ガソリンタンクの破損につながります。
多少の損傷は問題ありません。しかし、ダメージがひどい場合、操作にも違和感を覚えます。事故車の可能性もあるので、気になる場合は販売店スタッフに聞いてみましょう。
エイプ50は比較的若年層が多く所有しているモデルです。そのため、中には雨ざらしで保管されていたり、メンテナンス状況もあまり良くなかったりと、個体によってコンディションが大きく異なります。
傷や錆びなど、外装や外観のコンディションをチェックすれば、そのバイクが前オーナーからどれだけ愛情を持って接してこられたかの目安になるでしょう。ガソリンタンクのキズや塗装の劣化、ガソリンタンクの中やフロントフォークに錆びがないかなどを確認しましょう。
フロントタイヤを左右から挟んで固定するのが、フロントフォークです。サスペンションとしての役割も果たしていて、路面からの衝撃を吸収します。バイクの乗り心地や安定性の向上にも寄与しているので、非常に重要なパーツです。
フロントフォークが曲がっていないか、サビや傷がないかチェックしましょう。オイルが漏れている場合、修理してから納車されるのかを聞きましょう。その際、費用を負担するのが購入者か販売店のどちらかなのかも確認してみてください。
エイプ50を購入するなら、豊富な在庫をそろえるバイク館がおすすめです
エイプ50の中古車を探すなら、全国に64店舗(2023年8月時点)を構えるバイク館がおすすめです。バイク館なら豊富な在庫を用意していて、もし近隣の店舗になくてもお取り寄せができます。
もちろん購入後の保証やメンテナンスも安心です。ライダーに寄り添うサポート体制は好評で、気になる方はぜひ一度、問い合わせてみてください。
バイク館では国内主要メーカーのバイクを豊富に取りそろえています。人気モデルをはじめ、他社ではあまり見かけない車種やグレードもそろっています。お気に入りのエイプ50もきっと見つかるでしょう。
近隣に店舗があるなら、直接行ってバイクの状態を確かめるのもおすすめですし、Webサイトで在庫状況を確認することも可能です。
中古車は新車と違って、バイクの状態が万全とはいえません。中古バイクを買って、すぐに故障した人もいるでしょう。その点、バイク館なら安心です。
納車前には、大小170のチェック項目を設け、整備を行います。さらに、国家資格所有の整備主任者による完成検査、10キロメートル以上のテスト走行(中古車の場合のみ)を重ねて納車するので安心です。ちなみに、現在バイク館店舗スタッフの国家整備資格保有率は70%以上です。
有資格者による適切な車両整備によって、安心のバイクライフを歩めるでしょう。
バイク館では、126cc以上のバイクを購入されたお客様に、エンジンオイル40L分のオイルメンバーズカードをプレゼントしています。
これは、6ヵ月または3,000㎞以上走った際にバイク館店舗でオイル交換ができるという、独自のサービスです(交換工賃は別途)。126㏄以上であれば新車・中古車は問いません。
使用しているオイルは100%化学合成油ですので、中型バイクはもちろん、特に高回転域を多用する大型バイクユーザーにはお得な特典となっています。
大変お得なサービスとなっていますので、ぜひご活用ください。
さまざまな楽しみ方ができるのが、エイプ50最大の魅力です。ぜひバイク館でお気に入りの1台を見つけてください
エイプ50の魅力は、走りを楽しめる点、排気量を上げられる点など、さまざまあります。自分好みに愛車をカスタムできるので、個性を出したい人にもおすすめです。
バイクを探しているなら、バイク館で探してみましょう。バイク館の公式Webサイトには「バイクサーチ」という機能があります。メーカー、スタイル、排気量、支払総額、走行距離、フリーワードなど、細かな条件で検索ができる便利な機能です。ぜひ、利用してみてください。