バイクの燃費性能を向上させる方法とは?具体的なチェックポイントを紹介

バイクの燃費性能を向上させる方法とは?具体的なチェックポイントを紹介

バイク選び

2023/06/30

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バイクを購入し、乗り続けていく上で意外と気になるのが燃費です。バイクはクルマに比べて燃費の良いモデルが多いですが、それでも毎月ある程度の距離を乗っていると、ガソリン代もバカにはなりません。 しかし、燃費は日頃のちょっとした点検やメンテナンス、また運転の仕方によって向上させられるのです。この記事では、バイクの燃費性能を向上させる方法を紹介します。また、「定地燃費値」など、カタログスペックの解説も行います。

バイクの燃費の計測方法は3種類

バイクの燃費はどのように計測するのでしょうか。実は燃費は、各モデルのカタログにも記載されています。その計測方法は主に2つで、「定地燃費値」と「WMTCモード値」です。さらに、実際に自分で燃費を計測できます。それは一般的に「実燃費」と呼ばれています。ここでは、3種類の燃費計測方法の違いについて解説します。

定地燃費値

2012年まで国内のバイクカタログで主流だった燃費計算方法が「定地燃費値」です。計算方法はいたってシンプルで、平たん路を一定の速度(51cc以上は時速60km、50cc以下は時速30km)で走行します。そして、走行距離と消費燃料を計算して、燃費を導き出すのです。

しかし、実際の道路は平たんではありませんし、信号や横断歩道もあり、一定の速度で走り続けるのは不可能です。結果、実燃費とは大きく違う燃費がカタログに記載されている状況が長く続いていました。

WMTCモード値

2012年10月から国内に導入された燃費計算方法が「WMTCモード値」です。その最大の特徴は、運転中の発進や停止、加速など、さまざまな走行パターンを想定して燃費を測定している点にあります。

走行速度も「定地燃費値」では時速60km(51cc以上)と時速30km(50cc以下)の2パターンだったのに対し、排気量などの諸条件によって細かな走行モードが設定されているのです。これによって、よりバイクの使用実態に近い燃費計算が行えるようになりました。

実燃費

「実燃費」とはその名の通り「実際の燃費」のことを指します。バイクオーナーが実際に愛車を走らせて、走行距離と消費燃料を元に計算したものが「実燃費」です。

実は実燃費には決まった数値はありません。運転の仕方やライダーの体重、道路状況などにより、燃費は変化するからです。同じライダーが同じ道を走った場合でも、信号待ちの頻度や平均スピードによって変わってしまいます。

しかし、カタログ上の数値ではなく、実燃費こそが、本当にユーザーが気にしたほうがよい数値であることは言うまでもないでしょう。ちなみに一般的には実燃費は「WMTCモード値」や「定地燃費値」より悪くなる傾向にあります。それだけ、実際の道路状況は燃料を消費しやすいということなのです。

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バイクの燃費性能を向上させる方法

バイクの燃費は渋滞や信号などの道路状況やエンジン回転数など、走行の状態によって大きく変わります。そして、バイクの状態によっても変わってしまうのです。渋滞や信号待ちは仕方がないとしても、バイクの状態は普段の点検やメンテナンスによって良くできます。ここでは、今すぐできる燃費向上のためのチェックポイントを紹介します。

タイヤの空気圧を最適に

タイヤの空気圧が低いと、走行中に滑りやすくなったり、ハンドリングへ悪影響を及ぼしたりします。そして、接地面積が広くなり過ぎて抵抗になり、バイクを進ませるのに余計なパワーが必要になります。結果、燃費にも悪影響を与えてしまうのです。

タイヤの空気は自然に抜けてしまいますが、抜けた状態のままでは燃費にも安全運転にも良くありません。ガソリンスタンドなどで簡単にチェックできるので、定期的な点検を心掛けましょう。

エアクリーナーやプラグの汚れ落とし

エアクリーナーが汚れていると、十分な空気を吸気システムに送り込めません。その結果、エンジン本来のパワーを発揮できず、走行するのに余分な燃料を必要としてしまいます。プラグも同様に、汚れたままだと火花がうまく飛ばず、エンジンのパワーを発揮できません。

エンジン本来のパワーを引き出すことは、すなわち低燃費に直結します。そのためにも、エアクリーナーとプラグは定期的な点検、清掃、交換を行いましょう。

エンジンオイルのこまめな交換

エンジンに余計な負荷を掛けることが、燃費悪化の最大の原因となります。つまり、エンジンオイルを汚れたままにしておくのも、燃費には良くないことといえるでしょう。

エンジンオイルの役割のひとつである「潤滑」を最大限に生かすためにも、定期的な交換をおすすめします。車種や乗り方によっても異なりますが、一般的には半年ごと、もしくは3,000km~5,000kmの交換を推奨します。

また、オイル量は規定範囲内に収めるようにしましょう。多過ぎると抵抗になって、燃費悪化の原因になるばかりか、エンジンを壊してしまうこともあります。もちろん、少な過ぎるのも厳禁です。

ドライブチェーンの汚れ落とし

エンジンのパワーを後輪に伝えるのがドライブチェーンの役割です。つまり、ドライブチェーンが汚れていたり、さびていたりすると、大きな抵抗になります。同じ速度で走った場合、ドライブチェーンが汚れている方が、余計にパワーが必要となり、その結果、燃費の悪化を招いてしまうのです。

ドライブチェーンも定期的な点検や清掃を行いましょう。特に雨天走行後はチェーンオイルが落ちてしまうので、メンテナンスすることをおすすめします。

バッテリーの充電チェック

バッテリーはエンジンが発電することで充電します。十分な充電量があれば問題ありませんが、充電が少ない場合はエンジンのパワーが発電へ割かれてしまいます。つまり、エンジンへの負荷が大きくなり、燃費が悪くなります。

バッテリーは定期的に走っていれば、充電量が極端に減ることはありません。しかし、長期間放置して、たまにしか乗らないという場合は注意が必要です。また、気温が下がる冬場は充電量が減りやすいので、気をつけましょう。

車体の軽量化

例えば10kgの荷物と3kgの荷物を持ってランニングした場合、どちらの方がより体力を使うでしょうか。もちろん、10kgの荷物でしょう。バイクも同じように、積載量が多ければ多いほど、エンジンに負荷がかかり、燃料もそれだけ多く消費します。不要な荷物を積みっ放しにすることは避けましょう。

例えば、普段パニアケースなどは使わないのであれば、外しておくことをおすすめします。それだけでも燃費に影響します。

より良いライディングテクニックを学ぶ

バイクの点検やメンテナンスだけでなく、走り方によっても燃費は大きく変わります。特に影響が大きいのが急発進や急加速、急ブレーキです。これらの操作はエンジンに急激な負荷がかかり、余計な燃料を多く消費します。また、安全面でもあまり良い運転とはいえません。車間距離をしっかり取って、急加速や急減速を避けましょう。それだけでも燃費はグッと良くなります。

他には余計なアイドリングを避けたり、適正なシフトチェンジを行ったりすることも、燃費向上に役立ちます。

燃費性能に優れたバイクをお探しの方にはバイク館がおすすめ

今バイクを探していて、燃費性能を気にする方は、初めから燃費の良いバイクを選ぶのも有効な方法です。バイク館なら新車、中古車、現行車、絶版車を問わず豊富な車種があるので、気に入るバイクがきっと見つかるでしょう。そして、気に入った数車種の中から燃費性能に優れたモデルを選べば、より満足できるバイクライフが送れるのではないでしょうか。

豊富な在庫の中から気軽にバイク選びができる

バイク館は、北は北海道から南は九州まで、全国各地に店舗を構えています。そして、各店舗では国産バイクから輸入バイクまで幅広いモデルがそろっているので、きっとお気に入りの1台が見つかるでしょう。

もちろん、しっかりと整備されたバイクなので、燃費が異様に悪いという心配もありません。購入後のメンテナンスも安心してお任せできるのも、おすすめできるポイントです。

新しいバイクライフをサポートする保証を用意

バイクを維持する上でどうしても気になる燃費ですが、新車なら燃費性能の良いモデルがたくさんラインナップされています。しかも、バイク館で126cc以上の新車を購入すれば、全車3年保証付きです。さらに「延長保証」を利用すれば、最長で5年間の保証が可能となります。

燃費が良くても、修理費などで出費がかさめば大変です。保証があって、燃費性能も良いバイクを、バイク館で探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

バイクの燃費性能を向上させる最大のポイントは、こまめな点検やメンテナンスにあります。エンジンに余計な負荷を掛けずに、スムーズに運転すれば、燃費は驚くほど良くなります。

しかし、もともとのバイクの状態が悪ければ、メンテナンスの負担も大きくなってしまいます。そこでバイク選びには信用できるお店選びが重要です。バイク館なら走行距離や年式など、車両の状態がしっかり分かる車両検索システムをWebサイトに用意しています。フリーワード検索では「低燃費」での検索も可能なので、きっと希望に合ったバイクが見つかるでしょう。

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