【XSR155の特徴】
XSR155は、XSRシリーズの軽二輪モデルとして、海外で販売されている日本未発売モデルです。XSR900/700がMTシリーズをベースとしていたのと同様に、XSR155もMT-15をベースとしていました。
900/700と日本国内では、大型モデルのみの販売となっているため、XSR155は普通自動二輪免許で乗れる、オシャレでレトロなモデルとして、人気となっていました。
■XSRシリーズのスタイリングデザイン
シリーズ共通のデザインとなっており、タンク形状からリアカウル・テールランプのデザインなど、外観スタイリングはXSRそのものです。
フレームのブランケットステー(タンク前方下のフレームの左右についている箱状のもの)までも同様に採用しています。
■豊富なカスタムパーツ
日本未発売モデルとしては珍しく、カスタムパーツが豊富に流通しています。
特に有名なのは、YOSHIMURAの政府認証マフラー。他にもローダウンキットや専用メーターバイザー、フェンダーレスキットなどが販売されており、その人気の高さが伺えます。
■バイク館での輸入販売
バイク館ではXSR155の輸入販売の実績があります。長い間新車販売を続け、数度のカラーチェンジにも対応してきました。
現在はABS非搭載の為、国内基準に満たずに輸入販売終了となりましたが、中古車は変わらずに販売を続けています。
【XSR155の装備】
ヘッドライト・テールランプにLEDを採用しています。メーターもデジタルとなっており、小型で視認性の良いシンプルなレイアウトとなっています。
810mmと少し高いシート高ですが、ローダウンキットもあり、軽い車体から、女性ライダーからも支持されています。
【XSR155のパワーユニット】
VVA(可変バルブタイミング)システムを採用した、空冷4ストローク単気筒エンジンを採用。155ccながら最高出力19.6psを発揮します。VVAシステムの採用により、高回転時の伸びの良い加速感に貢献しています。
もちろん常用回転域でのスムーズな走行性もあり、扱いやすい一台となっています。
【XSR155のシャシー】
前後油圧式ディスクを採用しています。フロントサスペンションは倒立フォークを採用しており、路面入力に応じて感覚的な操作が可能。ヤマハ特有のハンドリング性能に大きく貢献しています。