【XG750/XG750Aの特徴】
XG750は2015年に登場した、若年層ライダーとアーバンライダーをターゲットとして、プレミアムバイクのイメージからの脱却を図ったストリートモデルです。
主な特徴は、新設計の水冷レボリューションXエンジンの搭載です。
ハーレーは700cc以上の空冷マシンがメインとなっていました。ただ、欧州やそれに準ずる排ガス規制を行う国では、空冷エンジンの販売が難しくなってきており、水冷エンジンも作れるというアピールでもありました。
■ハーレー最小排気量の実力
XL883シリーズが最小排気量と言われていましたが、それを更新する749ccエンジンを搭載しています。
肝心の乗り心地は、XL883シリーズと比べてもあまり大差が無く、スムーズでシャープな加速が持ち味です。
街乗りメインのストリートモデルとなっているので、ロングツーリングではなく、日常で手軽に乗れるハーレーとなっています。価格も100万円を切るなど、様々なライフスタイルに合うバイクです。
■XG750Aの登場
2017年にはXG750のバリエーションモデルとして、シンプルで都会的なデザインのアーバンスタイルモデルが発売されました。
エンジンも街乗りでの快適さをそのままに、幅広い回転域でのパワーを発揮するセッティングとなっています。
【XG750/XG750Aの装備】
ハーレーの最小排気量モデルとして、多くの装備は付いていません。
メーターもアナログの走狗時計のみとなっています。
カスタムベースとしても使用可能です。
【XG750/XG750Aのパワーユニット】
749ccの水冷レボリューションXエンジンは、扱いやすく、街乗りでのストレスも少なくなっています。
XG750Aではさらに出力とトルクが向上し、扱いやすいものとなっています。
【XG750/XG750A 0のシャシー】
XG750が720mm、XG750Aが765mmのシート高で、足つき性能も高く取り回しやすくなっています。
女性やビギナーライダーでも簡単にハーレーを楽しむことができ、このバイクにハマる人も多くいます。