【R nineT レーサーの特徴】
R nineTレーサーは2017年4月に発売された、R nineTシリーズのカフェレーサースタイルバリエーションモデルです。BMWのRシリーズの系譜に名前を連ねるモデルであり、数多くのRシリーズと肩を並べながら販売されていました。
1970年代のカフェレーサーを彷彿とさせるデザインで、特徴的なロケットカウルやシングルシートが懐かしさを演出します。
■懐かしさと最先端の融合
1970年代の懐かしさを演出している一方で、内部構成は最先端の技術を多く採用しました。
世界各国での環境規制をクリアする必要があり、エンジンも低速からダイナミックなパワーを発揮し、最高出力は110psとなる1169ccの水平対向ボクサーエンジンとなっています。
左右に突き出したエンジンレイアウトはBMWの特徴で、R nineTレーサーのシンボルともなっています。
■幅広い純正カスタム
R nineTレーサーは純正オプションが数多く用意されており、ユーザーのスタイルに合わせてカスタマイズが可能となっていました。
アルミ製燃料タンクやスポークホイール、カーボンパーツ等、純正オプションでお好みのカスタムが完結するほどでした。
■R nineTレーサーの歴史
2017年にR nineTシリーズバリエーションモデルとして発売した、R nineTレーサーは2019年夏を最後に日本市場で生産終了となりました。
本国でのモデルは継続しており、2020年モデルには日本仕様で標準装備となっていたABSとオートマチック・スタビリティ・コントロールが装備されました。
【R nineT レーサーの装備】
R nineTレーサーはカフェレーサースタイルとして、他のR nineTには無い装備が搭載されています。もちろんロケットカウルやシングルシートはもちろん、完全なクラウチングスタイルとなるハンドルは1970年代のカフェレーサーを体感できます。
【R nineT レーサーのパワーユニット】
R nineTシリーズ共通の水平対向ボクサーエンジンは、低回転域からダイナミックなパワーを発揮し、高回転域までスムーズに加速します。
1169ccエンジンはライディングスタイルと共にライダーを魅了します。
【R nineT レーサーのシャシー】
日本国内仕様はABSを標準装備しており、リアタイヤの空転を検知し駆動力をカットするオートマチック・スタビリティ・コントロールも搭載されています。
足回りカスタムパーツも数多くラインナップされています。