【Ninja650/ニンジャ650の特徴】
ニンジャ650は、2012年に海外輸出モデルとして発売した、ミドルクラスフルカウルスポーツです。2017年からは日本国内仕様も発売されました。
ネイキッドモデルのER-6nと同時にニンジャ650Rから排ガス規制への対応でフルモデルチェンジを行ったモデルで、アジア圏では白バイとしても活躍しました。
■マイナーチェンジを機にスタイリッシュに
2020年に行ったマイナーチェンジでは、外観を一新しました。他のニンジャシリーズと同様にZXシリーズをイメージした外観となり、よりスタイリッシュで洗練されたデザインとなりました。
また、他ニンジャシリーズやZXシリーズでも採用される、KRT Editionも設定され、人気のカラーリングとなっています。
■ニンジャ650の歴史
2012年に前身のニンジャ650Rからフルモデルチェンジしたニンジャ650は、毎年のカラーチェンジを行い、2016年まで海外モデルとして販売されました。
2017年にフルモデルチェンジを行い、外観から中身までほぼ全てを一新しました。
2020年にマイナーチェンジを行い、ZX-6Rのようなデザインとなりました。また、ヘッドライトはLEDとなり、標準装備のETC車載器が2.0へとアップグレードされました。
2022年には、排ガス規制に対応するマイナーチェンジを行い、型式を8BLとして継続販売となりました。
【Ninja650/ニンジャ650の装備】
現行モデルでは、全灯火類がLEDとなっており、メーターもフルカラーTFT液晶となっています。
ブレーキ・クラッチレバーが5段階調整のダイヤルを採用し、好みで位置調整が可能となりました。
【Ninja650/ニンジャ650のパワーユニット】
低中回転域の力強いトルクが特徴のパラツインエンジンを採用しました。スロットルレスポンスは軽快で、様々な速度域で最適な出力を発揮します。
サイレンサーはエンジン下にマウントしており、スリムなスタイリングに貢献しています。
【Ninja650/ニンジャ650のシャシー】
軽量かつ軽快なハンドリング性能を誇るトレリスフレームを採用。限界までパイプを直線形状で構成することで、パイプにかかるストレスを分散させました。
日常域からスポーツ走行まで快適なサスペンションセッティングとなっています。