【NMAX125/155の特徴】
NMAX125は2016年に、NMAX155は2017年に発売した、ヤマハスクーターのMAXシリーズです。
NMAX125は日本の原付二種免許向け、NMAX155は欧州A2ライセンス向けとして販売され、どちらも日本国内で販売されています。
エンジン以外の基本設計は共通としており、車両重量も+-0kgとなっています。
スペック面でも違いは大きくなく、最高出力は+-3PS、最大トルクは+-3Nmとなっています。
■NMAX125と155の選び方
実際にスペック面でも違いが少ないとなると、どちらを選ぶか悩みどころだと思います。
任意保険や税金、自賠責保険等の金額的な部分ももちろんありますが、使用用途によって選択するのが無難かと思います。
通勤通学でいざというときに高速道路に乗る可能性がある方は155、高速に全く乗らない方やたとえ高速に乗ってもあまり時間の変わらない方などは125を選んだ方が良いでしょう。
■NMAX125/155の歴史
2016年3月に先行してNMAX125が発売しました。
2017年4月にNMAX155が発売され、125のリコールは対策されていました。
2017年8月にNMAX125がマイナーチェンジを行い、平成28年排ガス規制に対応しました。
2021年にNMAX125がフルモデルチェンジを行い、トラクションコントロールやアイドリングストップ、スマートキーが採用されました。
2022年にNMAX155が遅れながらフルモデルチェンジを行い、平成32年排ガス規制に対応するとともにNMAX125と同様の装備が搭載されました。
【NMAX125/155の装備】
NMAX125/155はヤマハ専用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect」との接続が可能となっています。
SNSやE-Mail通知、通話着信通知、スマートフォンのバッテリー残量をメーター画面上に表示します。
また、アプリと接続することでメーターの時計が自動で調整されます。
【NMAX125/155のパワーユニット】
低燃費で高い環境性能を誇るBLUE COREエンジンを搭載しており、軽快な加速とスムーズで上質な乗り味に貢献しています。
燃費・騒音・環境の3つの性能を高い次元で両立しています。
【NMAX125/155のシャシー】
新設計となっているフレームは軽量化に成功し、高いハンドリング性能を発揮します。
前後ホイールの軽量化にも成功しており、スリムでコンパクトな扱いやすいマシンとなっています。