【MT-25の特徴】
MT-25は2015年に発売した、YZF-R25をベースとし、エンジンや足回りを共通装備とした250ccネイキッドモデルです。
足回りやステップの位置が変わらない代わりに、ネイキッドモデルとしてバーハンドルを採用しています。このため、YZF-R25より楽なライディングポジションとなりました。
■「大都会のチーター」
チーターは獲物を狩るときに長距離を走ることは無く、短距離で仕留めるというイメージから、MT-25は、街中の短距離をキビキビ走るという願いを込めたコンセプトとしました。
これは、ライディングポジションからも言えることで、後輪に荷重を残せるので、低-中速域での操作性が上がりました。そのため、街中でのライディングに長けているといえます。
■個性豊かなカラーリング
MTシリーズ直系のカラフルで個性豊かなカラーバリエーションをなっています。
車体カラーに合わせたホイールカラーの採用等、「オシャレは足元から」を体現しているスタイリングとなっています。
■MT-25の歴史
2015年の登場から2020までは毎年のカラーチェンジを行いました。
2020年には初めてのマイナーチェンジを行い、倒立フォークの新採用や灯火類のLED化などの変更を行いました。
2022年には2度目のマイナーチェンジを行い、平成32年度排ガス規制に対応しました。また、クイックシフターを純正オプションで選択可能となりました。
【MT-25の装備】
全灯火類のLEDはもちろん、メーターもフル液晶となっています。タコメーターは精細なデザインで、視覚的にアクセルワークがわかるようになっています。
また、幅広でアップライトなバーハンドルは、操作性の向上や扱いやすさに貢献しています。
【MT-25のパワーユニット】
水冷4ストローク2気筒エンジンは、低-中速域で扱いやすく、高回転域では心地いい吹け上がりとなります。街乗りではもちろん、ツーリングやワインディングでも軽快なスポーツ走行が楽しめます。
【MT-25のシャシー】
2020年からは路面追従性の高い倒立フォークを採用。路面からの入力をダイレクトに感じることで、感覚的な操作が可能となりました。
また、ABSも標準装備となっているので、安全基準も十分満たしています。