【KLX250/ES/SR/Rの特徴】
KLX250は、1993年に打倒2stを掲げた4stオフローダーとして、KLX250SRを発売しました。1993年の1月に先行してコンペモデルのKLX250Rが発売されました。
先代モデルのKLR250から大幅な刷新をした水冷4stエンジンは中高回転域重視のセッティングとしていました。
■バリエーションモデルのKLX250ES
1994年に倒立フォークから正立フォークに変更し、セルスターターと大型のヘッドライトを装着したツーリングモデルをバリエーションモデルとして発売しました。
その後は1997年まで、KLX250SRと併売となっていました。
■統合されKLX250に
1998年にフルモデルチェンジし、バリエーションを統合して1車種のみとなったのが、KLX250です。
ヘッドライトは性能向上の為、デザインが変更され、排ガス規制に対応しながら、2016年まで日本国内仕様が生産されました。
■KLX250の歴史
1993年1月にKLX250R、2月にKLX250SRが発売されました。
毎年のカラーチェンジを続けながら、1997年まで生産されました。
1994年にはKLX250ESが発売され、1997年までKLX250SRと併売されました。
1998年にはフルモデルチェンジ版として、KLX250が発売されました。
2001年に初のマイナーチェンジを行い、排ガス規制に対応しました。
2005年には、シュラウドやメーターバイザーに変更を加えるマイナーチェンジを行いました。
2008年にはフューエルインジェクションを装備して、排ガス規制に対応するモデルチェンジを行いました。フルモデルチェンジとなり、外観デザインも一新されました。
その後は小変更やカラーチェンジを続けながら、2016年のFinal Editionまで生産が続けられました。
【KLX250/ES/SR/Rの装備】
2008年のフルモデルチェンジから、デジタルメーターが採用されました。また、ヘッドライトもV字形状の2灯式に変更となっています。
2016年のFinal Editionは特別なカラーが採用されています。
【KLX250/ES/SR/Rのパワーユニット】
モデルチェンジの際に、フューエルインジェクション化され、中回転のセッティングが変更となりました。
2stが多いエンデューロレースに4stで挑んだKLX250Rの系譜に連なるバイクとして、闘う4stコンセプトのエンジンとなっています。
【KLX250/ES/SR/Rのシャシー】
もとはKDXシリーズの車体を流用しているものの、他社4stオフロードと比べても、倒立フォークの採用などで、目を引く部分が多くありました。