【G310GSの特徴】
G310GSは2017年11月の日本国内販売が開始された、BMW単気筒のGシリーズオフロード・アドベンチャーモデルです。ベースは2015年に発表されたロードスポーツモデルのG310Rで、エンジンやフレーム等の基本設計は共通となっています。外装や足回りは専用設計となっています。
オフロード・アドベンチャーのGSシリーズ最小排気量となっており、欧州A2ライセンスに準ずる出力の為、スズキ・Vストローム250やカワサキ・ヴェルシス250などのライバルとされています。
■本格的なオフロード走行も見据えるサスペンション
フロントサスペンションのストロークは180mm、リアサスペンションも180mmのストロークとなっており、本格的なオフロードを見据えた設計となっています。
タイヤはフロント19インチ、リア17インチとなっており、タイヤ選択の幅も広がっています。
■オンロードの性能
アドベンチャーとして、オンロードでの走行性能も高いレベルでバランスしています。
電子スロットルやスリッパ―クラッチの採用で長距離での疲労軽減に貢献しています
また、ETC車載器やトップケースを搭載可能な大型リアキャリアを標準装備とし、長距離での利便性も向上しています。
■G310GSの歴史
2017年に登場したG310GSは、2020年に最初のマイナーチェンジを行い、欧州排ガス規制のユーロ5に対応し、電子スロットルとスリッパ―クラッチを装備しました。
2021年には、GSシリーズ40周年となる記念モデルのEdition 40Years GSを発売しました。
2022年はカラーチェンジを行い、継続生産としました。
【G310GSの装備】
G310GSはオン・オフで快適となる装備を多く搭載しています。
ヘッドライトを含む全灯火類のLED化やETC2.0車載器の標準装備、スリッパ―クラッチを装備しており、長距離の快適性も向上しています。
【G310GSのパワーユニット】
単気筒のGSシリーズとなっており、パワフルな特性となっています。
電子スロットルの採用で、繊細なスロットルタッチにスムーズに反応します。
また、オートマチック・アイドリングシステムで、エンジン回転数は常に安定します。
【G310GSのシャシー】
GS310Rと同様の構成となっていますが、足回りは専用設計の装備となっています。
オン・オフ両用のセッティングとなっており、リアサスペンションもプリロード調整が可能となっています。