【F900XRの特徴】
F900XRは2020年に登場した、BMWのFシリーズアドベンチャースポーツモデルです。
2019年のミラノショーでバリエーションモデルのF900Rと同時に発表され、日本国内モデルも発売されました。
並列2気筒エンジンを搭載するミドルFシリーズでは初めてのアドベンチャースポーツモデルとなり、2015年から登場していたS1000XRの妹分的モデルでした。(同じFシリーズのF800GS・F850GSはオフロードモデルとしての位置づけ)
■3種類のグレード展開
F900XRは、「ベース」「スタンダード」「プレミアムライン」と3種類のグレードを展開しています。各グレードでグリップヒーターやETC2.0車載器を標準装備しています。
スタンダードではタイヤの空気圧センサーやキーレスシステム、クルーズコントロール等を搭載しています。
プレミアムラインでは、スタンダードの装備に加えてセンタースタンドなどを装備しました。
■F900XRの歴史
2020年に登場したF900XRは、登場から日が浅いこともあり2022年現在はマイナーチェンジなどの変更を行っていません。
【F900XRの装備】
ヘッドライトを含む全灯火類はLEDとなっています。
6.5インチのフルカラーTFTメーターを採用しており、他にも数々の電子制御やグリップヒーターなどの快適装備も充実しています。
【F900XRのパワーユニット】
F900XRはアドベンチャースポーツとしての立ち位置の為、未舗装路の走破性はもちろん和人ディングなどでのスポーツ性能も求められます。
4500~8500rpmで92Nmを発生させるエンジンスペックは、数々のコーナーを楽しめるほど快適で軽快なスポーツ走行を楽しむことができます。
【F900XRのシャシー】
スポーティな長距離走行に適したライディングポジションを計算し、最も疲労度の少ないポジションを実現しました。また、足回りの快適・安全電子制御も精神的ストレスを軽減させ、いつまでも走っていたいほどの快適感に貢献しています。