【CB250Rの特徴】
CB250Rは2018年に登場した新世代CBシリーズシリーズの軽二輪ネオクラシックネイキッドです。
欧州向けのCB300Rを日本市場向けに排気量をダウンさせ発売したCB250Rは、発売前年に生産終了となった、VTR250などの軽二輪ネイキッドラインナップの空白を埋める形ともなりました。
■ネオクラシックなシリーズ同様のスタイリング
ネオクラシックスタイルのシリーズとなっている、CB1000RやCB650R、CB125Rなどのスタイリングコンセプトに習い、CB250Rでも同様のスタイリングが採用されました。
■新世代CBシリーズのエントリーモデル
CB125Rとともに、新世代CBシリーズのエントリーモデルとして、唯一の軽二輪モデルとして、開発コンセプトの「日常の移動を遊びに変える」を体現しました。
■CB250Rのモデルチェンジ年表
2018年の発売時は、標準モデルとABS搭載モデルの2パターンでのラインナップでしたが、2019年のマイナーチェンジ以降は、ABSが標準装備となり、1パターンのラインナップとなりました。
同時にフォークスプリングとリアサスペンションの変更でシート高が5mm低くなりました。
2022年のマイナーチェンジで平成32年排ガス規制に対応しました。この時にアシストスリッパ―クラッチの採用やデジタルメーターにシフトポジションを表示するようになりました。
【CB250Rの装備】
2022年より、シフトインジケーターが表示されるフルデジタルメーターが採用されました。
伝統の丸目ヘッドライトはLEDを装着。もちろんテールランプ、ウインカーもLEDとなっています。
テーパーハンドルの採用で、ダイレクトな操作感を可能にしました。
【CB250Rのパワーユニット】
PGM-FIを採用した、水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンは、最新の排ガス規制に対応。また、吸排気系も最適化することで、コンパクトな車体から鋭い加速を生み出すことに成功しました。
アシストスリッパ―クラッチの採用で、信号の多い市街地でのクラッチ操作の快適性も向上しました。
【CB250Rのシャシー】
シャシーは、しなやかで軽量なスチールフレームを採用。メインパイプとヘッドパイプの剛性を最適化する事で、軽快なハンドリングが生まれました。
ライダーの感覚との再現性を高めるため、路面追従性の高い倒立フォークを採用しました。
軽量なアルミフレームとラジアルタイヤで路面からの入力を上質でクリアに伝えます。