【CB1100EXの特徴】
CB1100EXは2014年に、CB1100のバリエーションモデルとして発売されました。
主にタンクの形状や、シートのデザインやホールに変更が加えられているモデルとなっていました。スポークホイールの採用や、2本出しマフラーなど、伝統のホンダネイキッドデザインとなっています。
ETC車載器やグリップヒーターが装備された、ホンダおなじみのE-Packageや、2017年に登場した、アップハンドル仕様の「タイプ1」、ローハンドル仕様の「タイプ2」もラインナップされました。
2015年にアルミキャストホイール、チューブレスタイヤを装着した、200台限定の特別仕様として販売されました。
2016年には、高級感のあるチタニウムブレードメタリックを採用した、Special Editionを発売しました。受注期間限定での生産となり、受注期間は2か月弱となっていました。
2017年に登場した、「タイプ1」と「タイプ2」は、2018年には統合され、「タイプ1」のアップハンドル仕様が生産となりました。
2019年のマイナーチェンジでは、前後フェンダーを車体カラーと同色にし、蛇腹式のフォークブーツを装着、エンジンをシルバーに変更するなどしました。
2021年には、特別仕様車として「Final Edition」を発売しました。このモデルをもって、排ガス規制には対応せず、生産終了となりました。
Final Editionでは、前後フェンダーがメッキ仕上げに戻っています。
【CB1100EXの装備】
CBらしい王道の2眼アナログメーターを採用しました。両眼の中央には、ギアポジションなどが表示される液晶パネルも表示し、視認性と質感を両立しています。
クロームメッキ仕上げのパーツを各部に散りばめ、高級感を演出しています。
また、ヘッドライト・テールランプはLEDとなっており、特にヘッドライトは伝統の丸目にLEDを搭載しており、新旧の融合となっています。
【CB1100EXのパワーユニット】
空冷直列4気筒エンジンは、同時期に発売されたCB1100RSと同エンジンとなっています。
トルクフルな走りを重視し、日常の低速域から高速域までゆったりと楽しめるセッティングになっています。
空冷らしいサウンドも特徴の一つです。