【1290 SUPER DUKE Rの特徴】
1290SUPER DUKE Rは2013年に発売された、KTMのネイキッドDUKEシリーズの最高峰モデルです。
1301ccエンジンを搭載しており、ボッシュ製ABSや電子スロット、その他電子装備を搭載した最新鋭のマシンでした。
車体デザインは凶暴な見た目で、エンジン自体も同様の性格を持ち合わせていました。
その凶暴さを数々の電子制御を用いて、乗りやすく扱いやすくチューニングをしています。
■MotoGP技術のフィードバック
タンクやフロント付近は、MotoGP技術のフィードバックを受けて、高速域でダウンフォースを生み出す設計となっています。
徹底した軽量化や詰め込まれた電子制御は、「THE BEAST」とも呼ばれるマシンをさらに強化することとなりました。
■歴代一の完成度
KTMネイキッドのフラッグシップモデルということで、装備はもちろん性能もトップクラスとなっています。
パフォーマンス能力はカタログスペックを見れば明らかですが、1290SUPER DUKE Rの本当の凄さはスペックの陰に隠れています。
低重心化やリアサスペンションの性能向上で、高い路面追従性と乗り心地の良さに貢献しています。また、4段階から選択可能なハンドルポジションやホールドのしやすいタンクなど、ライダーに寄り添った装備が数多く採用されています。
カタログスペックにはもちろんライダーを第一に考えた結果、歴代一の完成度となりました。
■1290SUPER DUKE R の歴史
2013年に発売した1290SUPER DUKE Rは、KTMネイキッドのフラッグシップモデルとして長く生産されています。
2020年にはフルモデルチェンジを行い、1301ccエンジンに大幅な改良を加えました。軽量化と最高出力をアップさせ、より洗練されました。
また、完全新設計のフレームも採用しています。
その後も変わらぬ人気で生産が続けられ、2023年には生産10年目を迎えます。
【1290 SUPER DUKE Rの装備】
KTMネイキッドのフラッグシップモデルとして、最先端の装備が集結しています。
メーターは5インチフルカラーTFTメーターを採用。
ハンドルバーは4段階で調整可能で、最適なライディングポジションを選択できます。
【1290 SUPER DUKE Rのパワーユニット】
軽量化と出力アップを果たした新1301ccVツインエンジンは、まさに「THE BEAST」という性能です。
それを制御するのが電子装備となっており、4種類のライディングモード選択など安全面でも様々な装備が猛獣を制御しています。
【1290 SUPER DUKE Rのシャシー】
2020年に新設計されたフレームは、従来から3倍も剛性が高くなっており、ハンドリング性能や運動性能が向上し、ライダーの疲労ストレスを大幅に軽減しています。
WP製倒立フォークやブレンボ製フロントブレーキキャリパーなど、足回り装備のみを見てもフラッグシップモデルと認識できます。