【フォルツァの特徴】
2000年に登場した、250ccクラスのビッグスクーターのフォルツァは現行のフォルツァまで、Z・X・Siなど少しずつ名前を変えながら、長く生産され愛されているバイクです。
MF06型と呼ばれる初期型のフォルツァは2眼ヘッドライトが特徴。水冷4ストローク単気筒エンジンが搭載され、前後連動のコンビブレーキも搭載されていました。
2004年からは、モデルチェンジでフォルツァZへと移行しました。
2018年には、前身のフォルツァSiのモデルチェンジとして、再登場しました。
大阪モーターサイクルショーで発表、MF15型として販売されました。
フォルツァSiから受け継いだ水冷単気筒OHCエンジンは、平成28年排ガス規制をクリアさせました。海外向けのフォルツァ300と同様にフロント15インチ、リア14インチのタイヤを装着しました。
2000年のMF06型の発売から、2001年はカラーチェンジ、2002年はマイナーチェンジを行いました。シート下のスペースの拡大や、タンクキャップを鍵付きに変更するなど、日常使用面での変更が主となりました。
2003年には、メーカー出荷時から定番カスタムが施されている、Type Xも発売されました。
2018年の再登場後は、2021年にマイナーチェンジ。環境性能の高いeSP+エンジンの採用やフレーム構造の変更、ラジエーターの位置移動などが行われました。
【フォルツァの装備】
現行のMF15型では、スマートキー採用や、電動式稼働スクリーン、など最新の快適装備が整っています。
シート下の収納は約48Lの容量となっており、フルフェイスヘルメットが大きさによって2個入る設計になっています。
【フォルツァのパワーユニット】
MF15型は、環境性能の高いeSP+エンジンを採用し、常用回転域の扱いやすさ、力強い加速なども向上しました。ピストンオイルジェットの技術を用い、高出力を実現しました。