【Daytona765 Moto2 Limitedの特徴】
デイトナ765Moto2リミテッドエディションは2020年に発売した、765ccスーパースポーツモデルです。
2019年シーズンから、MotoGPのMoto2クラスマシンのエンジンサプライヤーとしてトライアンフが参入したことをきっかけに誕生しました。
発表はMotoGP2019年シーズンの第12戦にイギリス・シルバーストーンサーキットにて行われ、アメリカ・カナダで計765台、欧州・アジア・その他地域でも計765台の限定販売となっていました。
■Moto2エンジンを搭載した市販車
Moto2エンジンの開発チームと専門スタッフによって開発されたデイトナ765は、Moto2エンジンから派生した3気筒エンジンを採用しました。
765ccから130PSを12,250rpmで発生させ、80Nmを9,750rpmで発揮します。
これはトライアンフ史上最高のパワーとトルクとなっており、Moto2ファクトリーマシンに最も近い市販車となっています。
■Moto2マシンに恥じない装備
Moto2を運営するドルナスポーツ社も公認している、Moto2マシンの市販車ということもあり、装備類は最高峰のものとなっています。
フェアリングはフルカーボンとなっており、5種類のライディングモード選択も搭載。もちろん上下対応のクイックシフターも装備しています。
サイレンサーはAROW製のチタンサイレンサーを採用しており、大迫力なサウンドと軽量化にも貢献しています。
【Daytona765 Moto2 Limitedの装備】
Moto2マシンの市販車として、前述の通り豪華な装備が揃っています。
様々な電子装備を始め、フルカーボンのフェアリングやトラック情報を計測できるフルカラーTFTメーターも採用されています。
【Daytona765 Moto2 Limitedのパワーユニット】
トライアンフ史上最大のパワーとトルクを発揮するトリプルエンジンは、Moto2エンジンからさらに派生してアップデートを行ったものとなっており、正真正銘のMoto2エンジンとして公認を得ています。
【Daytona765 Moto2 Limitedのシャシー】
前後サスペンションはオーリンズ製となっており、前後ブレーキキャリパーはブレンボ製となっています。
新車価格約230万円に見合った装備類が揃っています。