【スーパーカブC125の特徴】
スーパーカブC125は2018年6月に発売した、初代スーパーカブC100のスタイリングデザインの125ccカブです。
2017年の東京モーターショーでコンセプトモデルの発表、2018年3月の大阪モーターショーで市販予定車として発表されました。
最大の特徴は、ハンドルからフロントフォークまで一体化したデザイン。当時のデザインが現代で復活しました。
1958年の初代カブのリボーンモデルですが、装備面は当然現代に準ずるものとなっています。
■リボーンモデルとしてのこだわり
優雅でモダンなスタイルの継承として、デザインは初代カブC100から。
羽ばたく鳥の翼がモチーフのハンドルデザインや独立したレッグシールドはC100を彷彿とさせるデザインで、真横から見たときのS字ラインはエレガントそのもの。
オールドタイプのウィングマークの採用もカブシリーズとしてのこだわりを感じます。
■現代向けの装備の数々
シンプルでカブらしいスタイルの一方、装備類は現代向けに充実しました。
全灯火類はもちろんLED。メーターもアナログ速度計とデジタル液晶とし、情報の視認性が向上しています。
また、ホイールはスポークではなく、アルミ製キャストホイールを採用しました。
スマートキーも採用しており、外装はC100のまま、電装系などは利便性を向上させました。
■スーパーカブC125の歴史
2018年に新登場となったスーパーカブC125は翌年と翌々年にカラーチェンジを行いました。
2019年はパールカデットグレーを追加。2020年にはパールシャイニングブラックを追加しました。
2021年には排ガス規制への対応の為、フルモデルチェンジを行いました。
型式は8BJ-J58となり、フロントブレーキにABSを装着しました。
この年からカラーリングは、パールニルタブルーとパールネビュラレッドの2色展開となりました。
【スーパーカブC125の装備】
全灯火類LEDやスマートキーなどの電子系を標準装備としました。
リアにはスリムでコンパクトなキャリアを搭載し、積載性もバッチリです。
また、リアキャリア部に装着し、2人乗りを可能にするシートもオプションで選択できます。
【スーパーカブC125のパワーユニット】
PGM-FI採用の空冷4ストローク単気筒は、グロムやモンキー125と同系統エンジンとなっています。カブなので、ロータリーミッションとなっています。低振動・低ノイズを追求しており、心地よく走行できるようになりました。
【スーパーカブC125のシャシー】
足回りは、フロントディスクブレーキとなっており、制動力も向上しました。また、ABSも標準装備とし、安全性能が飛躍的に向上しました。