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エストレヤは1992年に発売後、2017年まで約25年に渡って生産されてきた長寿バイクです。往年のメグロを彷彿とさせるデザインで、「ベーシックで、気軽で、楽しいモーターサイクル」というコンセプトを掲げたバイクらしいバイクでした。
車両名称は間違えやすいですが、「エストレ“ア”」ではなくて「エストレ“ヤ”」となっています。ちなみにアルファベットの「ESTRELLA」はスペイン語で星という意味。
1995年には数々のバリエーションモデルが登場しました。
標準モデルとハンドル少し下げて一体型シートのRSモデル、両モデルのフロントディスクブレーキをドラム式に変更した、カスタム/RSカスタムを発売しました。
その後2007年のモデルチェンジでRSとカスタムを統合し、RSモデルを標準モデルとして販売しました。
1992年の発売以降は、頻繁なカラーチェンジと1995年からのバリエーションモデルの発売をしました。
大きく変更が加えられることになったのは、2007年のフルモデルチェンジです。
排ガス規制に対応する為、フューエルインジェクション化をしました。
この年からRSとカスタムが統合し、標準モデルとなりました。
その後は2014年にマイナーチェンジを行い、前後サスペンションのセッティング最適化を行いました。
2017年に排ガス規制に対応せず生産終了がアナウンスされ、Final Editionを設定しました。
この時代のネイキッドモデルとして、特筆すべき装備は搭載されていませんでした。コンセプトであるベーシックで気軽に、シンプルさを追い求めました。
ただ、各部パーツには高級感のあるメッキ処理が施されており、バイクらしいバイクの中に所有感を満たす高級感も演出していました。
空冷4ストローク単気筒エンジンも、同時期に販売していたホンダGB250クラブマンより10馬力ほど低いスペックとなっていたことから、目先のカタログスペックに囚われず、あくまで気軽で楽しいモーターサイクルを突き詰めました。
カスタムモデルに全土ドラムブレーキ、標準モデルとRSモデルはフロントディスクブレーキとなっていました。フロントサスペンションは正立フォークを採用しており、日常生活で気軽に乗れる、乗り心地の良さに貢献しています。
型式 | JBK-BJ250A |
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全長 | 2075mm |
全幅 | 755mm |
全高 | 1055mm |
ホイールベース | 1410mm |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 735mm |
車両重量 | 161kg |
乗車定員 | 2名 |
燃料消費率(1)(km/L) | 39.0 |
エンジン型式 | BJ250AE |
エンジン種類 | 空冷4ストローク単気筒 |
排気量 | 249cc |
圧縮比 | 9 |
最高出力 | 18ps |
最大トルク | 18Nm |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量(L) | 13L |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
バッテリーサイズ | YTX9-BS |
タイヤサイズ(前) | 90/90-18 |
タイヤサイズ(後) | 110/90-17 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
¥199,900~¥1,280,000
1950年 | メグロシリーズ |
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1992年 | エストレヤ |
1995年 | エストレヤカスタム/RSカスタム |
2002年 | 250TR |
2007年 | 250TR(FI) |
2007年 | エストレヤ(FI) |
2014年 | エストレヤ(最終型) |