近年、大型バイクは高価格化が進み、車体価格が100万円以上することは一般的で、200万円以上するモデルも少なくありません。しかし、予算に限りがあって、なるべく安く大型バイクを楽しみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 ここでは、安い大型バイクの中から、特におすすめの5モデルを厳選しました。さらに大型バイクを安く購入するタイミングやポイント、大型バイク所有にかかる維持費の目安などを解説します。
安く買える5台の大型バイクを、現行・絶版問わずに紹介します。
大型バイクといえば排気量1,000ccを超える、いわゆるリッターバイクを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、650cc〜750ccくらいのミドルクラスにも魅力的なバイクはたくさんあります。これらのモデルはエンジンパワーと扱いやすさを両立していて、車体価格もリーズナブルなものが多いといえます。隠れた名車が多いのもこのクラスなのです。
スズキの名機とも言われる水冷90°Vツインエンジンを搭載したロードスポーツモデルです。新車価格は80万3,000円(税込)と、近年の大型バイクでは破格ともいえるプライスといえます。現行のスタイリングになったのは2016年で、ロングセラーモデルのために中古車のタマ数も豊富です。
安定感があって扱いやすく、足つきも良いのでビギナーにもおすすめできるモデルといえるでしょう。
ヤマハのネイキッド・MTシリーズの中でも、パワフルさと扱いやすさに優れたモデルがMT-07(新車価格83万6,000円/税込)です。中低速トルクを増した水冷並列2気筒エンジンは街中やワインディングでも扱いやすく、大型バイクとは思えないフレンドリーさを持っています。それでいて高速道路では大型バイクらしい安定感で、ツーリングを楽にこなしてくれるのです。
ビギナーはもちろんベテランライダーにも支持される、新時代を代表するネイキッドといえるでしょう。
Ninja650はスーパースポーツを思わせるアグレッシブなカウルをまとっていますが、ライディングポジションはアップライトで、シート高も低く、街中やツーリングを快適に楽しめます。エンジンは水冷並列2気筒で、TFTカラー液晶インストゥルメントメーターやスマートフォンとの接続機能、トラクションコントロールなど、オーナーの満足感を高めてくれる機能を多数備えています。
新車価格は104万5,000円です。初登場は2012年で、初期モデルの中古車は50万円以下で買えることもあります。
SV650と同じ水冷90°Vツインエンジンを採用したアドベンチャーツアラーがV-Strom650です。スズキはミドルクラスのアドベンチャーツアラーとしてV-Strom800/DEを発売しましたが、650も併売していて、その人気の高さがうかがえます。
大き過ぎない車体は日本人に最適だといわれていて、トルクフルで癖のないエンジン特性はロングツーリングでも疲れにくいと好評です。新車価格は95万7,000円(税込)で、スポークホイール仕様のXTが100万1,000円となっています。中古車のタマ数が多いのも魅力です。
ナイトスターやスポーツスターSが「新時代のスポーツスター」と言われていますが、じつはハーレーは2016年〜2020年に新開発の水冷Vツインエンジンを搭載したライトウェイトクルーザーをリリースしていました。それがXG750 ストリート750です。
その名の通り、重厚なモデルが多いハーレーの中で、街中での楽しさを追求したモデルでした。とは言うものの排気量は749ccで、クルーザーらしいリラックスしたライディングポジションも相まって、ロングツーリングも苦にならない快適性を併せ持っています。
すでに絶版ですが、中古車は100万円以下の車体価格がつけられていることが多いようです。
大型バイクを安く購入するためのタイミングやポイントを解説します。
上で紹介したように、もともと値段の安いバイクを狙うのもよいですが、さらに安く購入する方法があります。タイミングなどが合えば、諦めていた高価なバイクを購入できるかもしれません。
ここではさまざまな方法の中から3つを紹介します。ぜひ参考にして、欲しいバイクをリーズナブルに手に入れましょう。
新車価格にはメーカー希望小売価格が設定されていますが、実際に販売価格を決めるのはバイクショップです。もちろん、中古車価格は車両によって異なります。
しかも、新車も中古車も価格が決まればずっと固定されるわけではなく、わりと頻繁に変動しているのです。特に決算月は販売価格が下がりやすい傾向にあります。決算月はバイクショップによって異なりますが、3月や12月、9月が多いようです。
マイナーチェンジが行われた場合、旧モデルが安くなることがあります。ただし、モデルチェンジ後は装備などが新しくなるので、旧モデルを買う場合は妥協するポイントが出てくることは考慮しましょう。たとえばハロゲンライトがLEDライトに変更されたり、新たにトラクションコントロールが装備されたりといった具合です。
また、フルモデルチェンジの場合は、大きく変わり過ぎたためにかえって旧モデルの人気が出てしまい、値段が下がらないこともあります。
今自分が乗っているバイクを下取りに出す場合は、その分販売価格から差し引かれるので、結果として購入価格を低く抑えられます。愛着があるために「買い替え」ではなく「買い増し」をする人もいますが、本当に自分に2台が必要か、あらためて考え直すのもよいでしょう。
また、下取り価格はバイクショップによって異なります。いくら販売価格が安くても、下取り価格によっては最終的な購入価格が高くなることもあるでしょう。下取り車両がある場合は、総合的な判断が重要です。
大型バイクを所有するのにかかる保険や税金などの維持費について解説します。
バイクを所有し続けるには、購入時だけでなく、その後の維持費が必要です。保険や税金など、大型バイクを持ち続けるのに必要な費用をまとめてみました。
ただし、あくまでも一般的かつ最低限の費用なので、使い方や車両の状態によっては大きく変わることもあります。特に「安いけれど状態が悪い」中古車を購入してしまった場合、修理費などがかさむこともあるので注意が必要です。
バイクを公道で乗るには、自賠責保険に加入しなければなりません。保険料は250cc超の場合、以下の通りです。
任意保険は契約内容や等級によって保険料が変動します。保険会社に確認してみましょう。
軽自動車税は毎年4月1日時点にバイクを所有しているオーナーにかけられる税金です。大型バイクの場合は6,000円で、同年5月31日までに支払わなければなりません。
車検は、新車時は3年後、以降は2年ごとに受ける必要があります。車検代は依頼先によって変わりますが、重量税をはじめとした法定費用や代行手数料、整備料金などで数万円ほどかかります。
バイクを走らせるにはガソリン代がかかります。また、定期的にエンジンオイルやタイヤ、バッテリーなどの消耗品も交換しなければなりません。燃費やオイル代は車種によって異なりますが、ほとんどの場合、消耗品代は小排気量モデルに比べて高額になる傾向にあります。
ただし、最近の大型バイクは燃費性能が良いモデルも多く、特に今回紹介した5モデルは大型バイクの中では比較的低燃費だといえるでしょう。
安い大型バイクを購入するなら、豊富な在庫と安心の保証がそろうバイク館がおすすめです。
大型バイクは高価格傾向にありますが、探せばまだまだ安くて良いバイクはあります。特に中古車にまで目を向けると、掘り出し物のバイクも見つかるでしょう。しかし、中古車の場合は安くても状態が悪いバイクが売られていることがあるため、注意が必要です。
安い大型バイクを手に入れるなら、安心できるバイクショップを選びましょう。バイク館は豊富な在庫や安心の保証制度、さらに充実の保険がそろっているのでおすすめです。
バイク館は、北は北海道から南は九州まで、全国に67店舗(2023年12月現在)を展開しています。それぞれの店舗で豊富な在庫があり、その数は全部で8,000台以上です。近くの店舗にお気に入りの車両がなくても、他店舗からのお取り寄せにも対応しています。店舗スタッフに気軽に相談してみてください。
また、バイク館で販売しているバイクは全て保証つきです。安くても安心して購入できます。
バイク館では、充実したバイクライフを過ごすための3つの保険を完備しています。自賠責保険はもちろん、任意保険も保険資格保有者がオーナーに合った保険プランを提案してくれるので安心です。また、弁護士費用特約やロードサービスなど、豊富な特約やオプションがあります。
盗難保険はバイク館オリジナル(引受保険会社:東京海上日動火災保険株式会社)で、車両価格に見合った適切な補償が好評です。
大型バイクを安く購入するには、安いモデルを狙うだけでなく、タイミングなども重要です。またバイクショップ選びもこだわりましょう。
安くても満足できる大型バイクはたくさんあります。しかも、モデルチェンジ時期などのタイミングをうまく使えば、さらに安く購入できることもあるでしょう。しかし、「安くても車両の状態が良くなかった」と後悔しないためにも、バイクショップ選びは大切です。 バイク館なら、豊富な在庫と安心の保証、そして充実の保険で、きっと満足のいくバイクライフを送れるでしょう。Webサイトで在庫車両を簡単に検索できるので、ぜひ一度、気になる車両がないかを確認してみてください。