排気量が250ccを超えるバイクは車検を通す必要があることは知っているけれど、具体的な方法や費用が分からない、という人も多いのではないでしょうか。車検にはいくつかの方法があり、それぞれの方法や車検を受ける場所によってかかる費用が異なります。 この記事では、車検にかかる法定費用や車検基本料についてひとつずつ解説した後、車検の方法を3つ紹介し、最後にバイク館の車検をおすすめする理由について紹介します。
バイクの車検には大きく2種類の費用があります。それぞれを解説しましょう。
250ccを超える排気量のバイクを所有する場合、初回新車登録後は3年、それ以降は2年に一度車検を受けることが義務付けられています。車検にかかる費用はバイクの状態や経過年数にもよりますが、法定費用と車検基本料の2つはあらかじめ押さえておきたい項目です。
車検費用はバイクの維持費に大きく関わってくるものなので、しっかり把握しておきましょう。
法定費用とは、法律で定められている車検に必要な最低限の費用です。法定費用には自動車重量税や自賠責保険、車検の手数料として印紙代が含まれます。どれも支払いや加入義務があるものなので、避けて通ることはできません。
重量税は初回登録時からの経過年数によって異なる他、印紙代は場所によって多少異なる場合があります。基本的には合計1万5,000円前後と考えてよいでしょう。
車検代行業者やバイクショップに車検を頼んだ場合、車検の代行手数料や法定整備基本料金などを含む「車検基本料」がかかります。車検基本料はショップによって異なりますが、相場は4万円から6万円ほどです。場合によっては、整備費用や交換パーツ代が追加されることもあります。
車検代行業者やバイクショップでは車検プランを用意していることが多いので、事前に車検基本料をチェックしておきましょう。
バイクの車検にかかる法定費用について、どれくらいかかるのかの目安を紹介します。
バイクの車検にかかる法定費用には、2年分の自動車重量税、自賠責保険料や印紙代があります。
ここでは、法定費用としてかかるそれぞれの項目の詳細と金額を紹介します。条件によって金額が異なる項目もあるので、車検を受ける前に自分で確認しておきましょう。
自動車重量税とは、車両の重量や経過年数などに応じて徴収される国税です。
250ccを超える排気量のバイクは、初回登録時より13年未満の場合は年間1,900円、登録後13年超~18年未満の場合は年間2,300円、登録より18年経過以降は年間2,500円かかります。車検は基本的に2年に1回で、自動車重量税の支払いも車検に合わせて行います。そのため、たとえば250cc超かつ13年未満のバイクの場合、車検時に2年分の合計金額3,800円を支払います。
自動車損害賠償責任保険、通称「自賠責保険」は、バイクや自動車の所有者全てに加入が義務付けられている損害保険です。車検が必要な250cc超のバイクにかかる自賠責保険は、車検の法定費用としてその他の費用とまとめて支払うことが一般的です。ちなみに、車検の必要がない250cc以下のバイクも加入する義務があります。
自賠責保険の保険料は24か月の場合8,760円、25か月の場合8,910円です。車検の残存期間がある場合は24か月、車検が切れている場合は25か月の支払い義務が生じます。
車検の際は自動車重量税と自賠責保険の他に、印紙代も法定費用に含まれます。印紙代とは、車検に必要な手続きで発生する手数料のことです。車検の際の検査や登録の運営費用、車検証の発行にかかる費用に使われます。
印紙代の目安は基準適合性審査の印紙代として1,300円、自動車検査手数料の印紙代として500円、用紙の印紙代の50円で、合計1,850円程度です。検査の内容や受ける場所によってこの金額は上下するので、事前に確認しておきましょう。
バイクの車検には一般的には3つの方法があります。それぞれを解説します。
車検は、初回新車登録後は3年、それ以降は2年ごとに行うことが義務付けられています。陸運局にバイクを持ち込んで行いますが、自分で行う以外にも、代行業者に任せたり、事前整備も含めてバイクショップにお願いしたりと、いくつかの方法があります。
ここでは、バイク車検の方法を3つ紹介します。自分に合った方法を探してみましょう。
ユーザー車検とは、バイクを自分で陸運局に持ち込んで受ける車検のことです。代行業者やバイクショップに依頼せず、自分自身で手続きや検査場への持ち込みを行うので、費用は法定費用のみで安く済みます。
ただ、事前のバイク整備や書類などの手続きを全て自分で行う必要があり、料金が安い代わりに、時間や手間がかかるでしょう。また、保安基準に適合しない場合は再検査のための時間や整備費用、部品代などが余計にかかることもあるので、注意が必要です。
車検代行とは、ユーザー車検を代行業者にお願いする方法です。整備費用はかからず、法定料金と代行手数料のみで済むので、費用も比較的抑えられます。
ただし、この方法で代行業者が行うのはあくまでも陸運局での車両の検査のみです。ユーザー車検同様に事前の整備や部品交換は自分で行う必要があり、基準を満たさない場合は車検が通らない可能性もあります。安全性にもリスクがあることは理解しておきましょう。
バイクショップなどに車検を代行してもらうディーラー車検は、最も安心して車検を取得できる方法です。ディーラー車検の場合、陸運局に持ち込む前に点検整備をしてもらい、必要な場合は部品を交換してから車検を行います。
全ての工程をプロに任せるため手間がかかりません。また、車検に合わせて車体をチェックしてもらうため、車検後も安心してバイクライフを送れます。2年に一度のリフレッシュの機会だと考えるユーザーも多いようです。
バイクの車検は、長期保証つきのバイク館による「安心車検」がおすすめです。
バイクの車検は、バイク館が行っている「安心車検」がおすすめです。バイク館は、北は北海道、南は九州まで全国に67店舗(2023年12月現在)を構え、8,000台以上の在庫点数を誇るバイクショップです。
ここでは、なぜバイク館の車検プランを使うとよいのかを2つの観点から解説します。車検について悩んでいる人は必読です。
バイク館が提供する安心車検では、国家資格を有する整備士が車検前の点検と整備を担当します。事前の定期点検では62項目をくまなくチェックする他、ユーザーのニーズに合わせたオプションの整備プランも用意されており、自由に選択が可能です。
車検基本料は国内メーカー車の場合4万3,800円、海外メーカー車の場合5万3,800円と分かりやすい料金体系で、6か月または5,000キロメートルの長期保証が付帯していることも特徴です。
バイク館では、全国67か所(2023年12月現在)の全ての店舗に国土交通省認証整備工場を完備しています。車検はもちろん、法定点検や一般メンテナンスの他、バイクに関する相談にも対応可能と長期的なアフターサービスを行っていることが強みです。
バイク館のメンテナンスプランは、他店で購入したバイクでも加入できます。安心してバイクライフを楽しむために、バイク館のアフターメンテナンスでバイクのコンディションを良好に保ちましょう。
バイクの車検について解説しました。バイクライフを安心して送るなら、バイク館の車検がおすすめです。
250cc超のバイクは2年に1回車検を受ける必要があります。車検の方法はユーザー車検、車検代行、ディーラー車検の3つの方法があり、点検と整備がプランに含まれる車検整備がおすすめです。
バイク館の安心車検プランは、全店舗に設置された国土交通省認証の整備工場で国家資格を有する整備士が点検、整備を担当します。バイク館のWebサイトでは料金プランや点検内容も紹介しているので、ディーラー点検を検討している人は一度のぞいてみるとよいでしょう。