あまり考えたくはありませんが、バイクの所有には盗難の可能性が付きまといます。バイクの盗難件数は自動車よりも高く、海外へ転売される場合もあるため、発見の可能性はあまり高くありません。このような現状から、バイクの盗難対策に悩んでいる、という人も多いでしょう。 ここでは、バイクの盗難にあった際の対処方法や盗難対策、さらに充実の保証内容で喜ばれているバイク館の盗難保険を紹介します。
盗難届の届出や税関への連絡など、バイクの盗難に遭ったときの対処方法を解説します。
バイクの盗難にあった際は、時間が勝負です。バイクがないことに気付いてから時間がたてばたつほど、バイクが遠くに行っている可能性やパーツごとにバラバラにされている可能性、さらには海外に輸出されてしまう可能性が高まるからです。
ここでは、バイクの盗難が発覚した際に、すぐに対応したいことを2つ説明します。
バイクの盗難が発覚したら、初めに警察に行って盗難届を提出しましょう。盗難届の提出には、持ち主の個人情報、バイクの車種、カラーリング、ナンバー、車体番号が必要です。また、盗難に遭った場所や日時、状況なども尋ねられるでしょう。これらの情報は事前にメモしておくとスムーズです。
盗難届が受理されたら盗難届出の受理番号が渡されます。これは廃車手続きや、車両の発見時に必要なので大切に取っておきましょう。
盗難に遭ったバイクの多くは海外に輸出されます。バイクの盗難届を出せば警察から税関に連絡が行きますが、タイムラグが発生します。その間にバイクが日本から出てしまうと追跡が困難になるため、税関にも自分で連絡するとよいでしょう。
盗難届を出した後にも連絡しなければならないことがあるので、解説します。
バイクの盗難に遭ったときは、警察に盗難届を提出した後も、いくつか連絡しなければならない場所があります。しかし、連絡が遅れると損をしてしまったり、余計な出費が発生してしまったりする可能性もあります。盗難届を出した後もなるべく早く行動できるよう、チェックしておきましょう。
警察に届け出た後は、廃車手続き、もしくは一時抹消手続きをしましょう。盗まれたバイクが事件や事故に関わってしまった場合、バイクの持ち主が責任を問われる場合があるからです。また、廃車手続きをしなければ、戻ってこなくても、そのバイクの税金を払い続けることになってしまいます。
廃車手続きは、125cc以下のバイクであれば市区町村の役所で、126cc以上のバイクの場合は陸運局で行えます。この際、盗難届の受理番号と、標識交付証明書、印鑑の持参が必要です。その他の必要書類は排気量によって異なるのでチェックしておきましょう。
バイクの盗難に遭った場合、自賠責保険と任意保険、そして加入している場合は盗難保険のそれぞれの保険会社に連絡しましょう。
盗難保険は盗難届出の受理番号を申請することで、保険金が出ます。任意保険に盗難補償特約が付いていることもあるのでチェックしましょう。また、保険金申請には期限が決まっている場合もあるので要注意です。
自賠責保険と任意保険では、中断証明の発行や解約の連絡などの手続きを進めましょう。
保険や車両登録以外にも解除の手続きが必要なものがあります。例えばバイクの月極駐車場など、バイクに関連して契約しているものも、いったん解除しておきましょう。これらのことは見落としがちではありますが、忘れていると無駄な出費となってしまいます。
バイクカバーや監視カメラなど、バイクの盗難を抑止する方法を解説します。
警視庁によると、盗難にあったほとんどのバイクは、ロックやイモビライザーなどの盗難防止装置を使用していなかったようです。裏を返せば、盗難対策をしっかりしているバイクは、盗難に遭いにくいということです。
ここでは、盗難対策として有効な手段を5つ紹介します。これらを組み合わせることで盗難に遭う確率を大幅に減らせるでしょう。
盗難のターゲットになることを防ぐためには、バイクをなるべく目立たせないこと、できるなら存在を消すことが有効です。例えば路上やすぐに見つけやすい場所よりは、一見バイクがあると分からない場所に駐車したほうがよいでしょう。自宅で保管するのであれば、バイクはなるべく奥まった、目立たない場所を選ぶことをおすすめします。
また、自家用車などの奥に置いて、バイクを出しにくい状況を作るのも有効な対策です。
バイクカバーを付けることは盗難対策で最も重要なことのひとつです。バイク泥棒は人気車種や売れやすいバイクを狙う傾向にありますが、バイクカバーで車体を隠してしまえば、中のバイクがどのようなものか分からない状態にできます。
また、泥棒はきっちり防犯対策がされているバイクよりも、管理がずさんで盗みやすそうなバイクを狙います。バイクカバーは盗難対策をしているというアピールにも有効なので、面倒でもバイクに乗るたびにしっかりカバーを掛けましょう。
防犯カメラがある場所に泥棒は近づきたがりません。設置にお金と手間が多少かかるものの、万が一盗難に遭った際の犯人探しはもちろん、泥棒に対する抑止力としても、防犯カメラは有効でしょう。ただの泥棒よけという意味であれば、ダミーの防犯カメラでも十分に効果があります。
また、人の動きを感知して光るライトやアラームなども、盗難対策に有効です。ダミーの防犯カメラや人感センサー付きのライトは、防犯カメラよりも安価で導入できるでしょう。
バイクが泥棒に目を付けられた場合でも、ロックを掛けておけば、泥棒は諦める可能性が高いでしょう。ロックは解除したり切ったりするのに手間がかかり、泥棒はその間に人に見つかることを恐れるからです。
ロックはU字ロックなどのタイヤを固定するものの他、地面に固定したアンカーにつなぐ地球ロックや携行性の高いディスクロックなど、駐車する場所や状況に合わせて選ぶとよいでしょう。また、前後のタイヤ2カ所ともロックすることで、さらに泥棒に狙われにくい状況を作り出せます。
泥棒は、バイクの盗難に時間がかかったり、音が出て目立ったりすることを嫌います。そのため、ただのロックだけでなく、振動や音が出るタイプのロックも併用すると、より効果的です。
バイク泥棒は、ロックを壊して持ち去るだけでなく、ロックの付いているタイヤを浮かせて運び、トラックで持ち去るケースもあります。振動やエンジンキーの動きを感知して音が出る「盗難防止アラーム」は、泥棒を驚かせ、犯行を諦めさせる一助となるでしょう。
バイク館なら盗難保険も充実しています。
バイク自体の盗難対策の他にも、万が一盗難に遭ったときのために、盗難保険に入っておくことをおすすめします。
バイク館なら、バイク購入時に任意保険と併せてバイクの盗難保険にも加入できます。購入した店舗で保険に加入できれば、手間もかからず、安心してバイクライフを楽しめるでしょう。
ここでは、バイク館がバイクの購入にぴったりな理由を紹介します。
バイク館では、自賠責保険や一般的なバイク保険はもちろんのこと、バイク館オリジナルの盗難保険も用意しています。バイク館の保険はバイク館と東京海上日動火災保険が強力な協力体制を築いて提供しているものです。
バイク館の盗難保険はバイク館で二輪車を購入した際に限定で加入できるもので、保証期間内の盗難被害によって全損が認められた場合、補償として保険価額相当のバイクの現車を1台受け取れます。
バイク館は、北は北海道から南は九州まで、全国各地に66店舗(2023年10月時点)展開しており、8,000台以上の在庫を有しています。全ての店舗において、豊富な在庫からバイクを選べるだけでなく、他の店舗からのお取り寄せに対応しているため、8,000以上の選択肢から、自分に合ったモデルや年式のバイクを見つけられるでしょう。
また、バイク館のWebサイトでは、希望の車種や条件で絞り込んで在庫検索をかけられるのも特徴です。
バイクの盗難に遭ってしまったときは、速やかな対処が肝心です。また、バイク置き場やカバーなど、盗まれないための工夫もしましょう。
バイクの盗難に遭った際は、できるだけ早く警察と税関に連絡した後、廃車手続きや保険会社への連絡も忘れずに行いましょう。また、盗難対策には、バイクの置き場所の変更や、バイクカバーや防犯カメラ、ロックや盗難防止アラームの使用がおすすめです。
バイク館のWebサイトでは、豊富な在庫や各種保険、メンテナンスなどがチェックできます。バイクの購入を考えている人は一度のぞいてみるとよいでしょう。