カワサキ・GPZ900Rは先進のエンジンが特徴のバイク!モデル遍歴も紹介

カワサキ・GPZ900Rは先進のエンジンが特徴のバイク!モデル遍歴も紹介

バイク紹介

2023/10/19

KAWASAKI
401cc~
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1984年に登場したKawasaki GPZ900Rは、登場から40年近くが経過した今でも高い人気を誇るモデルです。その人気のポイントはどこにあるのでしょうか。この記事ではGPZ900Rの特徴をはじめ、愛称の「ニンジャ」と呼ばれるようになった理由や年式による仕様の違いを解説します。 また、GPZ900Rを購入しようと考えている方にはバイク館がおすすめです。その理由も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

GPZ900Rはどのようなバイク?

GPZ900Rが登場した背景や「ニンジャ」と呼ばれる理由を紹介します

人気の絶版バイク・GPZ900Rとはどのようなバイクなのでしょうか。ニンジャの愛称でも知られるバイクですが、登場したのは約40年も前です。そのため、当時GPZ900Rが登場した背景などは分からない方も多いでしょう。ここでは、GPZ900Rが登場した1980年前半の時代背景やペットネームの由来などを紹介します。

Z1に続く次世代モデルとして登場

1969年のHonda CB750FOUR、続く1972年のKawasaki 900 Super Four(Z1)の登場により、世界のビッグバイク市場は並列4気筒エンジンの高出力化時代へ突入しました。時代が進むと、カワサキはZ1の空冷DOHC2バルブ並列4気筒エンジンをベースに改良を行います。Z1000Mk2やZ1-Rなどのモデルで排気量を1,000ccにアップし、さらに1980年代に入ると1,100cc化したGPZ1100を発売します。

他メーカーもフラッグシップとして、Honda CB1100FやSUZUKI GSX1100S KATANAなどをリリースしました。しかし、これらはいずれも空冷エンジンですが、4バルブエンジンなので性能は空冷Zよりも上でした。

そこでカワサキは次世代のフラッグシップモデルとして、新開発の水冷4ストロークDOHC4バルブ908ccエンジンを搭載したGPZ900Rを登場させたのです。

GPZ900Rがニンジャと呼ばれるようになった理由

「ニンジャ」といえば、カワサキのフルカウルスポーツモデルに付けられる名称です。GPZ900Rもニンジャと呼ばれていました。しかし、実はGPZ900Rの正式名称に「ニンジャ」は付きません。あくまでも「GPZ900R」がその名称です。

ニンジャという愛称は、アメリカの現地法人の担当者が名付けたといわれています。当時、アメリカでは忍者映画が人気でした。そこで、「日本のメーカーが生んだ特別なバイク」ということで、ペットネームとして名付けられたそうです。

GPZ900Rの魅力について確かめておこう

GPZ900Rの魅力について、エンジンやフレームなどの性能面から解説します

ロードレーサーとは一線を画すデザインを持つGPZ900Rですが、その魅力は決してルックスだけにとどまりません。GPZ900Rは1984年の発売当時、公道バイクとしては世界最速を誇るバイクでした。最高速度は時速240キロメートル以上で0-400m加速は10.976秒と、圧倒的な性能を誇っていたのです。

ここではそんなGPZ900Rの魅力を性能の面から掘り下げます。GPZ900Rが決してルックスだけのバイクではないことが分かるでしょう。

水冷システムを採用した4気筒エンジン

先述の通り、当時のビッグバイクは空冷エンジンが主流でした。カワサキは、そんなライバルたちに圧倒的な差を付けるために新開発の水冷DOHC4バルブ並列4気筒エンジンを開発します。

しかし、シンプルな空冷エンジンに比べて、水冷エンジンは冷却水の通路やラジエターなどの装備が必要です。当時は、水冷エンジンといえば巨大で重量もかさむとして避けられていました。例えばスズキは、空冷のコンパクトさと高い冷却性能を併せ持つ独自の冷却システム「油冷エンジン」を開発するほどでした。

ところがカワサキは、一般的にはエンジンの中心に置くカムチェーンを左サイドに設置することでエンジン幅を抑えることに成功します。こうしてGPZ900Rは、当時最新の技術を用いたエンジンを搭載しているのです。

高剛性と軽量化を両立させたダイヤモンドフレーム

エンジンだけでなく、GPZ900Rのフレームにも最先端の技術を用いました。当時、スポーツバイクのフレームといえば、ダブルクレードルフレームやセミダブルクレードルフレームが主流でした。クレードルとは「ゆりかご」という意味で、エンジンをゆりかごのようにフレームで囲い込む形状が特徴です。

対してGPZ900Rが採用したダイヤモンドフレームは、エンジンもフレームの一部として構成しています。このフレームによって必要な剛性を確保しつつ、車体の軽量化も図っているのです。

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GPZ900Rのモデル遍歴をチェックしておこう

20年もの間生産されたGPZ900Rの歴史とモデルチェンジの変遷を振り返ります

1984年に登場したGPZ900Rは、基本的なスタイリングを変えずに、2003年の生産終了まで何度もモデルチェンジを繰り返してきました。その度に走行性能がアップしていることは言うまでもありません。そのためGPZ900Rを購入する際は、高年式モデルをおすすめします。ただし、高年式であればあるほど相場価格も高くなる傾向にあることも留意しておきましょう。

1984年:初代モデルのA1が誕生

初代モデルのA1は1984年に発売されます。最高出力は115PSですが、これはヨーロッパ仕様です。同時期に発売された北米仕様は110PSとなっています。ちなみに日本では、国内メーカーによる自主規制によって750cc以上のモデルは販売しないというルールがあったため、正規販売はありません。代わりに1984年〜1986年まで、GPZ750Rがラインナップされました。

1985年にはカラーリングチェンジを行ったA2が登場します。さらに南アフリカ仕様にライムグリーンがドロップされ、国内でも逆輸入車として人気を博しました。

1990年:1回目のビックマイナーモデルチェンジを実施

1990年、A7で初めてのビッグマイナーチェンジを行います。最大の変更点はフロントホイールの17インチ化です。他にフロントフォークのインナーチューブ径を太くしたり、アンチノーズダイブ機構を廃止したりするなど、足まわりを中心に大幅なモディファイを敢行しました。

ちなみに、当時すでにGPZ900Rはカワサキのフラッグシップではありません。カワサキは後継モデルとしてGPZ1000RX、ZX-10を発売し、1990年にはZZR1100をリリースしています。このときにはGPZ1000RXとZX-10はすでに生産を終了していました。しかし、GPZ900Rは高い人気を維持し続けていたために、生産を継続していたのです。

1991年:GPZ900Rの日本仕様が登場

Honda CB750FOURが発売された1969年から続いた国内の750cc自主規制が、1990年に撤廃されました。これを機に、国内メーカーは続々とオーバーナナハンモデルの正規販売を解禁します。

そしてカワサキも1991年、初のオーバーナナハンモデルを発売しました。それが国内仕様のGPZ900Rです。しかし最高出力の自主規制は続いていたため、最高出力は86PSに抑えられていました。また、180km/hリミッターも装着していて、海外仕様とは性能が大きく異なります。それでも海外仕様を逆輸入で購入するよりも格安でしたし、メーカー保証もあったため、大ヒットとなりました。

1999年:2回目のビックマイナーモデルチェンジを実施

1999年に、2回目であり、最後でもあるモデルチェンジを行います。このときもタイヤのラジアル化やリアサスペンションのガス封入式への変更など、足まわりを中心にしたアップグレードとなっています。国内仕様は環境規制の強化により、このA12で生産を終了しました。

しかし、海外仕様は2003年のA16まで続きます。ただし一説によると、その人気はほとんどが日本人によるもので、そのため生産された多くは逆輸入車として国内で販売していたそうです。

GRZ900Rの中古車ならバイク館がおすすめ!

すでに旧車とも言えるGPZ900Rの購入には、信頼できるお店選びが不可欠でしょう

GPZ900RはA1〜A16まで、実に20年間にもわたって生産されました。累計生産台数は8万台以上で、今でも多くの中古バイクが市場に出回っています。そのため、比較的苦労することなく、お目当ての年式や走行距離の車両を見つけられるでしょう。しかし、最初期型は約40年、最終型でも20年も前のモデルです。購入する際は、信頼できるお店を選ぶことをおすすめします。

中でもバイク館は、取り扱う全ての中古バイクに保証を付けているので安心です。しかもバイク館では126cc以上の新車・中古車を購入した方全員にエンジンオイル40L分のオイルメンバーカードをプレゼントしています。これは車両購入後、3,000kmまたは6カ月以上走った際にバイク館店舗でオイル交換ができるという独自のサービスで、多くのユーザーに喜ばれています。

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最大級の品ぞろえでバイク選びが可能

バイク館は北海道から九州まで、全国に64店舗(2023年8月時点)を展開しています。それぞれの店舗で豊富な在庫を持っているため、GPZ900Rに限らず、さまざまなバイクを見比べられるのが魅力です。

また、近所のバイク館に気に入ったバイクがなくても、他店舗からお取り寄せもできます。全国のバイク館の在庫状況はWebサイトで確認できるので、ぜひ一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。

バイク館のWebサイト

販売する全車両に保証を提供

バイク館が販売する全てのGPZ900Rには、最長1か月もしくは1,000キロメートル以内の保証が付きます。古いモデルは納車後すぐにトラブルに見舞われることも少なくありません。しかし、バイク館なら充実の保証制度によって安心です。

ちなみに排気量401cc以上でモデル年10年未満かつ走行3万キロメートル未満の国産バイクであれば、12か月・距離無制限の保証が受けられます。

バイク館の安心保証

まとめ

GPZ900Rを購入する際は、年式による違いなどを知っておけば、より充実した中古バイク選びができるでしょう。

生産終了から20年が経った今でも高い人気を誇るGPZ900Rには、年式によってさまざまな仕様やカラーリングが存在します。これらの違いを知っておけば、中古バイクを購入する際により希望に近い車両を見つけやすくなるでしょう。

バイク館のWebサイトでは全国の店舗の在庫状況が確認できます。GPZ900Rはもちろん、レアなモデルや限定バイクなどを探している方は、一度バイク館のサイトをのぞいてみてください。

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