【GSX400 IMPULSEの特徴】
GSX400 INPULSEは1994年に発売された、「インパルス」のモデル名を使用した400ccスポーツモデルです。
インパルスというモデル名は、1982年のGSX400FS、1986年のGSX400Xに続く3回目の登場となっていました。
初代・2代目は短い販売期間となっていましたが、3代目のGSX400 INPULSEはスズキの中排気量クラスネイキッドの定番車種として定着しました。
これは、1980年代はまだネイキッドという概念が無かった為でした。
■正統派水冷4発ネイキッド
1990年代のネイキッドブームでヒットを飛ばしていたゼファーやCB400SFなどの対抗馬として、GSX400S KATANAをベースとして開発されたのがGSX400 INPULSEです。
性能面も400カタナのエンジンを使用、スズキ独自のTSCCを採用など競合車種への対抗はもちろん、パフォーマンスもしっかりと追求していました。
■GSX400 INPULSE の歴史
1994年に3代目として登場したGSX400 INPULSEは、90年代のネイキッドブーム中の発売でした。
1996年にマーナ―チェンジを行い、一部フレーム形状や外装形状、キャブレターが変更となりました。
同時にスズキ創立75周年記念モデルとして、GS1000Sを模したTypeSを発売しました。
1999年にはフロントディスクブレーキにブレンボ製キャリパーを採用。ヘッドライトもマルチリフレクタータイプに変更するなど、大幅な変更を行いましたが、この年に一度生産終了となりました。
2004年に4代目として復活を果たしました。
平成11年度排ガス規制に適応しての登場で、二次空気導入システムなどを採用しました。
販売途中に「GSX400」が省略され、「インパルス400」が正式名称となりました。
2008年には初代GSX400FSのカラーリングをイメージしたスペシャルエディションを300台限定で発売しました。
この年で排ガス規制に対応できずに生産終了となりました。
【GSX400 IMPULSEの系譜】
【GSX400 IMPULSEの基本スペック】
GSX400 IMPULSEのカラーラインナップ
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GSX400 IMPULSEの中古車相場\
【GSX400 IMPULSEのパワーユニット】
水冷4ストローク4気筒エンジンは、400カタナと共通エンジンとなっています。
低・中速域での粘りあるトルクと力強い加速感が特徴です。
【GSX400 IMPULSEのシャシー】
1999年以降はブレンボ製フロントブレーキキャリパーを採用しており、シャシー類の高性能化も図っています。
作りが一般的なシャシーですが、使い勝手の良い扱いやすいバイクとなっていました。
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GSX400 IMPULSE