【ストリートトリプルRSの特徴】
ストリートトリプルRSは2017年に登場した、ストリートトリプルシリーズの最上級モデルです。
ストリートトリプルシリーズのフラッグシップモデルとして登場したストリートトリプルRSは、123ps(発売当時)の出力を発揮し、もちろんシリーズトップの性能となっていました。
また、クイックシフターやサーキット用のライディングモード「トラック」も設定されるなど、ストリートのみならず、サーキットでのスポーツ性能も求めたグレードでした。
■モデルチェンジ以降のストリートトリプルRS
2019年からMotoGP・Moto2クラスへのエンジン提供を行っているトライアンフのエンジン開発チームが改良を行い、従来のモデルより中速域の出力とトルクが向上しました。
2023年にモデルチェンジを受け、最高出力130psを達成しました。
コーナリングABSやトラクションコントロール、クイックシフターや電子スロットルなどの電子制御も大幅なアップデートを受けました。
■ネイキッドスポーツの完成系
モデルチェンジで130psの馬力を手にしたストリートトリプルRSは、ストリートでは低中速のしっかりしたトルクで、ストップ&ゴーの多い市街地でも十分扱いやすくなっています。
また、サーキットでは高回転まで突き抜けるような力強い加速を感じ、どんな場面でも圧倒的なスペックを発揮してくれることを実感します。
■ストリートトリプルRSの歴史
2017年にラインナップに加わったストリートトリプルRSは、日本では中級グレードとなったストリートトリプルRと共に2023年も継続販売しています。
2019年にマイナーチェンジを行い、Moto2エンジン開発チームが改良を行いました。
また、サイレンサーにカーボン製エンドキャップが採用されました。
2023年にはフルモデルチェンジをシリーズ全体で行い、RSは130psの最高出力を獲得しました。
【ストリートトリプルRSの装備】
灯火類はフルLEDとなっており、メーターもフル液晶のTFTメーターを採用しています。
オプションのBluetooth?モジュールを装備すれば、GoProやスマートフォン、ミュージックプレイや等の操作も可能となります。
バーエンドミラーも採用されており、最新のトレンドとなっています。
【ストリートトリプルRSのパワーユニット】
Moto2エンジン開発チームが改良を行った水冷3気筒エンジンは、ミドルレンジの出力とトルクが約9%アップしています。
また、電子スロットルのレスポンスも大幅に向上しています。
【ストリートトリプルRSのシャシー】
究極の高性能ストリートを掲げるストリートトリプルRSは、シャシー類の性能も大幅に向上しています。
正確無比なハンドリング性能を生み出し、俊敏かつ爽快な走行性能を実現します。
また、ねじれ剛性と柔軟性のバランスが高いガルウィングスイングアームは、全てのシーンでの高速安定性を発揮します。