このようなよくある質問。これに対し”考えられる理由とその対策”は知っておくとイザという時に役立つかと思います。
また、日常点検のポイント、部品交換の参考時期、事故を起こして(遭って)しまった時の対処方法などについて簡単に説明しています。
実はここに書いたほとんどのケースは簡単に解決できたり、日常点検や定期点検を怠っていなければ防げることがほとんどなのです。
バイクのメカ知識にあまり自信のない方はぜひ読んでみて下さい。
実はコレ、すぐに直る場合がほとんど!?
メインキーもしくはキルスイッチがOFFのままになっている。
メインキーもしくはキルスイッチをONにして下さい。
ガソリンが空。または減ってきてリザーブ(コックをRESにしなくてはならない残量)になった。
ガソリンを入れる。またはコックをRESにして早めに給油して下さい。
コックがOFF、またはRESにしなくてはならないのにONのままになっている。
コックをONまたはRESにして下さい。ガソリンを足したらRESからONにするクセをつけましょう。
チョークを引く(使う)必要があるのに使っていない(特に気温の低い時)
逆に、エンジンが温まっているのにチョークを引いたままになっている時。
エンジンが冷えている状態の時や気温の低い時は、チョークを引いてエンジンを掛け(セルを回し)ましょう。
逆にエンジンが温まっているのにチョークが引いたままになっていると、エンジンは掛かりにくくなってしまいます。
セルの回し過ぎによるバッテリー上がりに注意しましょう。チョークの上手な使い方をマスターしておきましょう!
マフラーの出口が(イタズラなども含め)塞がっている。
マフラーの出口が塞がった状態になってしまうとエンジンは掛からないので、必ず排気できる状態にして下さい。
上記以外にも様々なケースが考えられますので、ここまでチェックしてもダメだった場合にはエンジンが故障している可能性や 大変なトラブルを起こしている可能性がありますので、我々プロにお気軽に相談して下さい。
実はコレ、かなり危険な状態かも?
チェーンが消耗している。もしくは、サビなどにより正常に可動していない。
ガチャガチャというような異音がエンジン以外から聞こえてきたらチェーンが伸びている場合がほとんどなので調整または交換で直しましょう。
オイル切れやサビつきなどにより正常に可動していないと乗り心地にも悪影響を及ぼすのでマメな点検が重要なポイント!
タイヤの空気が減っている。またはタイヤが消耗により走行に耐えられない状態になっている。
タイヤはバイクの乗り心地に非常に大きく影響するパーツなので、空気圧のチェックと調整は大切です。
ガソリンスタンドでも(店舗によっては断られる場合があります)点検や調整ができるハズです。
パンク寸前の摩耗状態で平気で走っている人も見かけますが、非常に危険です!!!
エンジンが壊れそうになっている状態
エンジンオイルがほとんど入っていなかったなど理由はいろいろとありますが、壊れる予兆(壊れる手前でエンジンから異音が出ているなど)がまずありますので「あれ?何か変な気がするな?」と感じたら、なるべくエンジンを回さないように走り、早めにプロに点検してもらうことをおススメします。
エンジンがいざ壊れてしまうと10万円以上かかってしまうケースが多い大トラブルですが、早期発見が出来ればパーツ交換だけで済む場合がほとんどです。
スーパーカブなど一部のバイクはそのまま走れてしまう事もありますので困ってしまいます。プロなら、異変に気が付くのですが
そろそろメンテナンス(点検)をの合図!?
バッテリーの寿命が近い。またはバッテリーが上がって(電圧が低下)しまっている状態。
まずは正常な電圧があるかをチェックして、低下している場合にはバッテリーの充電または交換の必要がないか確認して下さい。
何となくセルスターターの回りが弱い、ライトが暗い、ウインカーの点滅が変というのはバッテリーの原因が可能性大です。
また、月に数回しか乗らない人や夜ばかり走る人はバッテリーが上がりやすいので、通常以上の点検や充電が必要です。
エアクリーナーが詰まって掃除が必要な状態。またはエアクリーナーが外れているなど問題のある状態。
エンジンの掛かりがあまり良くないのは、エアクリーナーの問題が原因という場合が少なくないので分解点検して掃除または交換の必要がないか確認して下さい。
掃除や交換が必要ない状態でも外れたり外れかかって吸気量が狂ってしまってエンジンが掛かりにくくなる場合もあります。
スパークプラグが消耗している。
目や体感による原因というのが分かりにくいパーツですが、スパークプラグの交換で格段にエンジンが快調になることが多くあるので、点検時にそれほど消耗していなくても交換してみる事をおススメ致します。
覚えておきたい事
エンジンオイル交換(4サイクル車)は、3000キロまたは6ヶ月毎が一般的です。
新車の場合は、1000キロ以内にまずは交換しましょう。
2サイクル車の場合は、ミッション(ギア)オイルが上記と同じく交換することとなるのでお間違いなく。
2サイクル車のエンジンオイルは、交換ではなく減るものなので補充が必要なのを覚えておきましょう!
オイルフィルター(エレメント)は、オイル交換2回に1回が一般的です。
できれば、毎回交換したいところです。
エアクリーナー(エレメント)は、5000キロ~1万キロ毎に清掃しましょう。
できれば、新品に交換したいところです。
正確にメンテナンスをする事で、確実にエンジンの調子がよくなるパーツの一つです。
スパークプラグは、5000キロ~1万キロ毎に交換(まだ使えても確実に性能は低下しています)
バッテリーは乗り方によって、2年~5年で交換となるのが一般的です(定期点検でのチェックが重要です)
タイヤは、早い人だと2000キロ~、持つ人でも1万5000キロ程度で限界が来ることが多いです。
減っていなくても長期間乗らなかった場合は、硬化劣化してしまうので交換をおススメ致します。
タイヤの劣化に気が付かなかった事が原因で、転倒してしまうケースが意外と多い!という事を知っておきましょう!
ドライブチェーンは、走行状態やメンテナンス(点検、調整、給油)をしているか否かで大きく異なってくるパーツです。
交換は、メンテナンスをしている人で1万~2万キロ。早い人だと3000キロ持たないこともあります(判断はプロに!)
ドライブチェーンは、”サビ対策やオイル切れ防止の給油”また”伸びるパーツなので調整が必要”なのを忘れずに!
ブレーキパッドは、乗り方や走行状態で消耗の違いがあるパーツなので、使用限度(交換時期)は人それぞれでトラブルによって極端に早く摩耗してしまうこともあるし、重要なパーツなので日常点検を心掛けましょう!
早い人だと3000キロ前後で、持つ人だと2万キロ以上という場合もあるパーツなのです。
考えられる事
まずは、落ち着いて自分と相手(周り)の状況を把握しましょう。
ケガなどがなくても相手のいる場合や物損があった場合などは、必ず警察(110番)に連絡しましょう。
自分または相手や第三者にケガがあった場合は、救急(119番)へも連絡しましょう。
残念ながらこのような事故に遭遇してしまう可能性は決して低くありません。
その為にも、任意保険には必ず加入しておく事をおススメ致します。
もし、任意保険に加入していなかった場合にはご連絡下さい。バイク館でできる限りのアドバイスはさせて頂きます。
後でトラブルになる事がありますので、相手のある場合には必ず警察を通しておきましょう。
警察を通し、事故の処理が済んだら加入している任意保険会社へ連絡しましょう。
バイク館で任意保険に加入された方は、バイク館保険センターまでご連絡下さい。
また、車両引上げが必要な場合が有れば併せてご要請下さい。